金沢発：白川郷、五箇山、木彫りの芸術

このツアーは午前9時に金沢駅を出発し、新幹線改札口近くのインフォメーションセンター前でガイドがお迎えします。

ツアーは金沢駅からスタートします。金沢港側のバスターミナルからバスにご乗車ください。乗車後、高速道路を約1時間走り、北陸地方の美しい山々や平野を巡ります。

山間の小さな町の真ん中でバスを降りると、井波に到着します。この地域は木彫りの産地として有名で、100人以上の伝統的な木彫り職人が活躍しています。

メインストリートは、井波の中心地である瑞泉寺へと続く大通りです。通りを進むと、多くの店の天井や壁に、国宝級の木彫りの作品が見られます。また、いたるところに猫が隠れているので、ぜひ探してみてください。町内会によると、猫の数は32体だそうですが、他にも興味深い場所に猫を彫っているお店がたくさんあります。

最後に、巨大な壁を持つ瑞泉寺に到着します。近づくにつれ、まるで城に足を踏み入れたような気分になります。1300年代に建立された瑞泉寺は、1735年に焼失しました。その後、京都から有名な木彫師を招いて再建されました。門の模様だけでなく、龍、獅子、象など、境内には多くの有名な動物が描かれており、精巧な意匠が施されています。

お寺を見学した後は、駐車場に戻り、ユネスコ世界遺産に登録されている2つの地域のうちの一つ、五箇山へ向かいます。最初の目的地は、この地域で最も保存状態の良い集落の一つ、相の倉です。

大都市の喧騒から隔絶されたこの地域は、州全体の経済的繁栄に不可欠な存在でした。様々な農産物や酒の生産は重要でしたが、火薬や紙の製造も盛んでした。日本の伝統的な製法で紙漉きを体験してみませんか。

通常は相倉で昼食の時間を設けておりますが、状況によっては井波で昼食をとる場合もございます。昼食にご不安がある場合や、特別なご希望がある場合は、お弁当をご持参ください。

次のバスは約40分で、ユネスコ世界遺産の白川郷に到着します。この美しい村は、合掌造りの農家が立ち並ぶ絵のように美しい町並みで有名です。メインストリートから出発し、歴史ある町並みを巡り、美しい茅葺き屋根の民家の一つを訪れます。

地域を巡った長い一日の後は、バスに戻り、金沢へ戻ります。乗車時間は1時間強ですので、駅またはホテルまでリラックスしてお帰りください。ご旅行のその他の部分についてご質問がございましたら、この時間にお気軽にお問い合わせください。交通状況にもよりますが、金沢への到着は午後6時から6時半頃を予定しております。