千渓古鎮よりも、個人的には25キロ離れた紅江古鎮の方が好きです。春秋時代に始まり、唐代に形成され、明・清代に最盛期を迎えました。清朝康熙帝の治世以降、中国西南地域で最も繁栄した商業の中心地でした。湘西、徽州、西洋建築の要素が融合した建築様式は、2200年の歴史を持つ千陽古鎮(民俗建築が多い)よりも壮麗です。紅江古鎮には、各地の商工会議所が数多く集まっています。「鞄と傘一つ、紅江に来れば社長になる」という言葉は、古代の実業家の間でよく聞かれた言葉です(図1参照)。図2は、地元の豪商、陳栄馨の邸宅です。間口は狭いように見えますが、中庭は広々としています。図4と図5は当時の金銭屋、図6は利金局(現在の税務局)、図7と図8は阿片窟と娼館を示しています。古城の周囲には多数の船着場が点在し、当時の商業の盛んさを物語っています。現在の古城の管理状況について言えば、個人的には、切陽(統一切符制度)よりも紅江古城の方が効率的に管理されており、観光客にとってより便利だと考えています。