熊野本宮大社は、和歌山県南東部の吉野熊野国立公園に属し、熊野速玉大社、熊野那智大社とともに熊野三山に数えられ、全国に3,000以上ある熊野神社の総本社です。カラスを神の使いとする大神社は、もともと熊野川、音無川、岩田川の合流点の中州大祭原に建てられましたが、19世紀末の洪水で流されてしまいました。現在地に再建されました。
神社の正門、拝殿、神を祀る社などは、熊野本宮大社が人々に信仰される理由を物語っているかのように、古代の色彩の中に安らぎを感じさせます。
14世紀以降、地元では「蟻が熊野を敬う」という言葉があり、信仰する人が多かったことがわかります。緑の中に苔むした石段が続く熊野古道には、信仰の歴史を記した記念碑や石碑が建ち並び、散策路として多くの人に利用されています。