大原神社

知らないと素通りしそうなスポット

飛鳥坐神社の脇道を通った先にあります。 看板がないとそのまま通り過ぎてしまいそうな簡素な史跡でした。 道が狭めで意外にも車通りがそこそこあったので 自転車を停めるときは道路脇に寄せた方が良いです。

中臣鎌足の生誕の地と伝わります

この神社のすぐそばに、大化の改新で有名な中臣鎌足の生誕の地と言い伝えられるお堂が明治の初めまであったとか。この神社の奥のほうには鎌足の産湯の井戸が言い伝えられています。地名は小原なのに大原神社と言い換えているのも興味深い。鳥居がすぐ見えないので神社っぽくはない感じ。

ここが生まれた場所とは分かり難いと思います

万葉文化館から坂を下りましたが、その坂の途中に在ります。ただ、ここがあの藤原家の祖鎌足公の生まれたところなのか、と感じさせるほどの小さな神社です。藤原鎌足は中大兄皇子とともに蘇我氏を倒し大津京までの時代を二人三脚で歩いた大政治家です。

山裾にある清閑な場所にあります

中臣鎌足がここで生まれ、年少の頃はこの辺りを走り回っていたのだろうか。 面影のある建物はもちろん残っておらず、祠が二つ並んでいるだけです。 ちなみに中大兄皇子に取り入った蹴鞠の場所までは歩いて行ける場所。 当時の様子を想像できる（実際とは違うと思いますが）場所なので、歩いて回る事をお勧めします。 すぐ隣には鎌足の母だった大伴婦人の墓もあります。

鎌足ゆかりの地です

このエリアは、「大原の里」と呼ばれて、藤原鎌足の誕生の地とされています。もちろん大原神社もそうですし、神社奥の竹田川のほとりには、鎌足の「産湯の井戸」もありました。大原神社は小さいですが、珍しく中に二つ祠が入っていて、歴史を感じさせるいい雰囲気の神社です。このエリアは必見スポットですね。