旧和田山機関庫 煉瓦倉庫

周囲の雑草が刈り取られ、マシな状態

朽ち果てたかと思っていたのですが、かろうじて持ち堪えているようでした。 周囲の雑草が刈り取られた状態で、以前よりは幾分マシなように見受けられました。

現存する煉瓦造の機関庫、鉄道遺産で残して欲しいですが...

駅和田山駅の山側の空地に煉瓦造りの古い機関庫が放置された状態で姿を残してます。明治45年竣工、蒸気機関車の機関庫でしたが昭和47年に蒸気機関車が廃止、機関庫はその後も車両整備工場として使用されましたが平成3年までで役割を終えています。煉瓦造平屋建て、切妻屋根の当時の標準的な煉瓦建物。２線のアーチ形開口部に2線のレールが敷かれてたのでしょう。蒸気機関車用の給水塔も残ってます。鉄道遺産または産業遺産と...

無残な姿で、朽果てるのを待つだけ

和田山駅ホームから全景を見て取れました。どうも崩壊が進んでいるようで屋根は落ち、危険な状態と見受けられました。産業遺産として保存する気が無いのならこれ以上無残な状態を晒すより取壊した方が良さそうに思えました。

和田山駅での車窓から

和田山駅を前に通った時も気になりましたが今回は天気も良くハッキリと見えたので残して保存するのなら整備して綺麗にして欲しいなあと願うばかりです。

崩壊寸前の様相でした。

和田山駅の跨線橋やホームから間近に見えました。相変わらずの状態で傷みが進んでいるように見受けられました。倉庫自体には近付けない為、安全面では問題無さそうでしたが、保存する気が無いのであれば取り壊した方が良さそうな施設でした。