木接太夫彰徳碑

木接太夫

阪急山本駅近辺は古くから園芸の街として知られています。今でも沢山の園芸業者があります。山本駅の北口には、接木の技法を確立した坂上頼泰（木接太夫）の顕徳碑があります。大きな石の碑です。尚、坂上頼泰は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武士、庄屋です。

石碑

電車の線路からも見える大きな石碑。木接太夫彰徳碑と大きく文字が刻まれていましたが、どういった石碑なのか、どこにも書かれていなかったので、なんの石碑なのか、さっぱりわかりません。

碑の周囲にも端正な植木が

文字どおり「木接太夫彰徳碑」と縦にシンプルに書かれている、わかりやすい碑です。阪急宝塚線の踏切からすぐのところにあり、碑までたどり着くのも簡単でした。碑の周囲にも小規模ながら端正に手入れされた植木がいくつか植えられていて、植木ゆかりのこの土地ならではの特長を示していると思います。すぐ横に大きな観光案内板も据えられており、ここを起点にして周囲を散策する際の参考になるので助かります。

この地であればこそのモニュメントです。

　この辺りは、この一円でも有名な植木の産地です。その地にあるモニュメントとしては、個々のあたりの歴史、地域性を知っていれば感慨深いものがあると思います。阪急山本駅の近くにあるので興味のある方は、行かれてみては、

日本三大植木産地

木接太夫碑は、阪急宝塚線「山本駅」の西側に立つ大きな石碑です。坂上善太夫頼泰は、園芸史上画期的な技術である“接木”の技術開発を実用化した人物で、豊臣秀吉から「接木太夫」の称号を受けたとされています。大正二年に碑が建てられたとのことです。宝塚市の山本は、日本三大植木産地として有名であり、この碑はそのシンボル的な存在となっています。何気なく通り過ぎることが多いですが、一度ゆっくり眺めてみては如何でしょ...