旧藩校振徳堂

藩校の雰囲気が十二分に残っている

飫肥藩の藩校として1831年(天保2年)に建築されたものです。 当時よりも敷地は狭くなっているようですが、隣に飫肥こども園(保育園)が立地している事もあり、教育施設としての縁は今もあるようです。 飫肥城下町の観光施設は安価ながらも有料施設が多いのですが、この場所は珍しく無料です。 内部も自由に入れることもあり、純粋に藩校としての雰囲気を感じる事ができる場所です。 敷地内には、関連する...

藩校です

飫肥城跡近くの武家屋敷通りの東側にある飫肥藩の藩校だった場所です。ぱっと見はお寺とかにありそうな外観です。このエリアの出身者としては小村寿太郎くらいしか残念ながら存じ上げないのですが、氏も学んだということで感慨がありますね。

飫肥藩の藩校

　飫肥城の入り口である大手門から東に延びる武家屋敷通りを進んでいきました。やがて、八幡馬場通りにぶつかり、そこを少し北に向かった先に、こちらの建物、藩校振徳堂がありました。 　道のすぐ前に立派な門が建っていて、くぐり抜けると、これまた立派な造りの振徳堂がありました。 　振徳堂は、１８３１年に開校された飫肥藩の学校です。飫肥が生んだ明治を代表する外交官である小村寿太郎も、この学校の門下生だったそ...

飫肥城下町の北東側の外れ近くに

　かなり広い範囲で古い城下町の町並みが残されている飫肥。その城下町の北東側、大手門から３００ｍほどのところに、藩校振徳堂がありました。道ばたにある重厚な門をくぐり抜けると、歴史と風格を感じる建物がありました。 　１８３１年、飫肥藩主によって開かれた学校です。小村寿太郎も、この学校で学んだそうです。

ここで小村寿太郎も学んだ

飫肥の城下町にある、旧藩校。ここで小村寿太郎も学んだとのこと。石垣や門構えが立派です。当時、江戸から遠く離れたこのような場所でも、一流の教育水準を保っていたことに驚きを感じます。