小田原文化財団 江之浦測候所

アートと建築と庭園が混ざったような、なんとも不思議で贅沢な空間✨以前からすごく気になっていて実際行ってみたら立地も建物もさまざまな年代造影形式のいろんな「石」達も、自然の中で太陽の通り道（夏至や冬至）と水平線の関係をもとに作られた建築やギャラリー達も…なんというか、スケールが壮大だしそもそもまだ完成してなくて今も尚エリア拡大中という…こうやって創り上げられるのがなんとも贅沢。アーティストの醍醐味なんでしょうねぇ…🧐完全入場予約制、インスタ映えの影響か若い方も多くてそこかしこで撮影！天気に左右される場所ではありますが、一度訪れる価値はあります！！

江ノ浦測候所は、杉本博司の海辺美術館で、材質、光影、ガラスの素質を駆使して印象に残っています。相模湾の海辺に杉本博司が自分の霊廟を建てました。幼少期の杉本博司は、熱海から小田原までの電車で見た海の景色が彼の最初の記憶であり、彼の作品の哲学的思考の出発点であった。 10年以上前にここで土地を獲得する機会があり、彼の思考を建物を通して提示することができました。この建物は本当に考えています。博物館に展示されている杉本博司の撮影作品の海景シリーズと同じです。人類の最古の記憶を現代人の頭に蘇らせます。遊歩道は断崖の上に建てられています。遊歩道の端には展望台があります。相模湾を見渡せます。重要な瞬間は毎年夏至の日に起こります。その日、日の出の太陽がギャラリーにちょうどいい角度で照らされ、人工光源に頼らず自然の力に完全に頼り、建物全体を照らすと言われています。杉本博司のいわゆる天象の時です。「夏至光遥拝」の名前もここから由来しています。遊歩道には杉本博司の海景シリーズ7点が並んでいます。杉本博司はまた、日本の古代建築の復興を試みました。冬至光参拝トンネルと平行し、海に面した光ガラスの舞台。舞台の木の基底には、日本がほぼ絶え間ない「懸造」の技が使われている。