旧日本郵船小樽支店は、1906年にヨーロッパのルネッサンス様式の2階建ての石造りの建物として建てられました。明治中期から大正時代にかけて、小樽は北海道経済の中心地であり、当時最高の技術を駆使して支店を建設してきた多くの企業のひとつでした。建物は正門を中心に左右が対照的で、外壁は北海道産のやわらかい石と木でできています。重厚な建物は、かつての小樽の繁栄を彷彿とさせ、重要文化財に指定されています。