パリのマドレーヌ寺院は、ナポレオンとその軍隊の栄光を称えるための神殿として建設されました。現在はローマカトリック教会となり、一般向けの無料の演奏会も開催されています。建設は1764年に始まりましたが、何度も中断を余儀なくされました。デザインは古代神殿に着想を得たもので、52本のコリント式円柱が建物の周りを囲んでいます。ミサが毎日行われる他、無料の演奏会が月2回、日曜日の午後に開催され、バロック音楽、室内楽、交響曲、オルガン曲などが上演されます。