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【DiDi2026】中国のタクシー・配車アプリで領収書(発票)をもらう方法|予約・印刷・経費精算まで

りくの旅日記
りくの旅日記2026年10月13日
Trip.com認定の旅行コンテンツクリエイターとして、2024年11月5日からTrip.comで旅行体験を共有しています。これまでの旅行先は日本、中国、韓国を含む世界11カ国で、主に文化史、レジャー旅行、自然探訪に焦点を当てています。記事は著者の実際の旅行体験に基づき、ユーザーからのフィードバックやTripプラットフォームの公式情報と合わせて編集・検証されています。2026年10月23日現在、このアカウントでは355件のブログ記事を公開し、累計閲覧数は460万回に達しています。りくの旅日記についてもっと詳しく知る

目次

  • didi 領収書|30秒でわかる要点まとめ
  • 中国のタクシーとDiDi|領収書の前に知っておきたいこと
    • DiDi(滴滴出行)は中国のタクシー配車の主流
    • 街で拾う一般タクシー(巡游出租车)
    • 中国の「領収書」は「発票」という別のもの
    • どこで領収書が出るかは乗り方で決まる
  • DiDi(滴滴出行)で領収書(発票)を発行する方法
    • 開票の入口と手順
    • どの乗車が発票の対象になるか
  • アリペイ・WeChat経由で乗ったDiDiの領収書を出すには
    • アリペイの支払い履歴から発行する流れ
    • 日本にいるときに発行するときの注意
    • WeChat経由で乗った場合
  • 街で拾った一般タクシーの領収書はその場でもらう
    • 紙の領収書をもらうコツ
    • もらい忘れたときの対処
  • 領収書の宛名・税号・形式と印刷
    • 宛名(抬头)と税号の入力
    • 受け取れる形式と印刷
  • 領収書が出せない・間違えたときの対処と経費精算
    • 対象の乗車が表示されない
    • 宛名を間違えたとき
    • 経費精算に使うときのポイント
  • 更に表示

中国でタクシーに乗るときに欠かせないのが、配車アプリ「DiDi(滴滴出行)」です。日本のように降車時に領収書を受け取るのではなく、中国では乗車後にアプリから「発票(ファピアオ)」という電子の領収書を申請するのが基本で、仕組みを知らないと出張の精算で困ることがあります。この記事では、DiDiの領収書の出し方を、アプリからの手順、アリペイ・WeChat経由の場合、街で拾ったタクシーの紙の領収書、宛名と税号、印刷と再送、発行できないときの対処まで順にまとめます。



中国の「領収書」:税務当局が管理する「発票(发票)」が正式な証憑。日本のレシートとは別のものです
DiDiの領収書:降車時ではなく、あとからアプリで電子発票を申請します
申請の入口:アプリの「我的」→「订单」→「开发票」
宛名(抬头):「个人」なら氏名のみ、「企业」なら会社名と税号(18桁)が必要です
受け取り方:電子発票(PDFなど)と乗車明細(行程单)がメールで届きます
街で拾った一般タクシー:降車時に車内で紙の領収書をもらうのが基本です

中国の街でタクシーに乗る方法は、配車アプリで呼ぶか、路肩で手を挙げて止めるかの2つです。領収書の出どころもこの2つで分かれるため、まず違いを押さえておきます。

DiDi(滴滴出行)は、中国のタクシー配車アプリの中で最も広く使われているサービスです。対応エリアが広く、主要都市では街を走る車の多くがアプリ経由の予約で動いているといわれています。

乗車の前に料金の目安とドライバーの情報が表示されるため、料金の不安が少ないのも特徴です。

中国のタクシーは配車アプリなら事前の予約もでき、時間を指定して呼ぶこともできます。中国のタクシーアプリは評判もさまざまなので、アプリストアの評価を確認してから使うと安心です。

中国のタクシー配車は、DiDiの単体アプリのほか、アリペイやWeChatのミニアプリからも利用できます。中国の電話番号を持っていなくても登録できるため、旅行者はこの方法を使う人も少なくありません。

日本のタクシーと同じように、路肩で手を挙げて止める一般タクシーもあります。車体の色で運営会社が分かれ、都市ごとに色が異なります。近年は配車アプリの普及で、空車に見えても予約済みで止まってくれないことが増えました。

上海の街を走る一般タクシー

(写真:Bernhard Wintersperger / Wikimedia Commons、CC BY 2.0)

中国で経費精算に使える正式な領収書は発票(发票)です。税務当局が管理する統一様式の証憑で、日本でいう領収書や請求書に近い役割を持ちます。店でもらえる単なるレシートや、支払い画面のスクリーンショットは、経費の証憑としては認められません。

かつては車内のプリンターで打ち出す紙の領収書(机打发票)が主流でしたが、現在は電子発票への移行が進んでいます。DiDiなどの配車アプリでは、乗車のあとにアプリから電子発票を申請するのが一般的です。

乗り方 領収書(発票)の出どころ
配車アプリ(DiDiなど) 乗車のあとにアプリから電子発票を申請
街で拾う一般タクシー 降車時に車内で紙の領収書を受け取る

配車アプリの場合、支払いはアプリ上で完了するため車内で領収書を受け取れません。逆に一般タクシーは、降車後にあとから領収書を出す仕組みがないことが多く、その場で受け取る必要があります。

DiDiのタクシー乗車で領収書(発票)を発行する流れは、乗車のあとにアプリで申請するだけです。画面は中国語ですが、操作する項目は決まっています。

駅前に停車したDiDiの配車車両

(写真:Windmemories / Wikimedia Commons、CC BY-SA 4.0)

  1. DiDi(滴滴出行)のアプリを開き、マイページの「我的」をタップします
  2. 「订单」(注文一覧)を開きます
  3. 画面の右上などにある「开发票」をタップします
  4. 発行したい乗車を選びます。複数の乗車をまとめて申請することもできます
  5. 宛名(抬头)の種別を選び、会社名や税号などの必要事項を入力します
  6. 電子発票を受け取るメールアドレスを入力します
  7. 内容を確認して送信します

送信すると、電子発票と乗車明細(行程单)が指定したメールアドレスに届きます。反映に数分かかることがあるため、すぐに届かなくても慌てずに待ってください。


DiDi(滴滴出行)

領収書

開票の画面や項目の名前は、アプリのバージョンやアカウントの登録状況によって表示が変わることがあります。見つからないときは、画面内の検索やカスタマーサポートを利用してください。
アプリで配車した网约车(快车・专车など)の乗車が対象です
クーポンや割引で減額された分は発票の金額に含まれません。実際に支払った金額が対象です
支払いが完了していない乗車は申請できません
過去の乗車も一定の期間は遡って申請できますが、期間は変更されることがあるため、乗車のあとになるべく早く申請します

中国では、アリペイやWeChatのミニアプリからDiDiを呼ぶこともできます。この場合、支払いの記録はアリペイやWeChatの側に残るため、領収書の申請もその支払い履歴が入口になります。

  1. アリペイを開き、マイページから「私の請求書」を開きます
  2. 支払い履歴から該当するDiDiの乗車を選びます
  3. 支払いの詳細画面にある「請求書を発行」をタップします
  4. DiDi側の画面に移り、対象の乗車を選びます
  5. 宛名とメールアドレスを入力して送信します
  6. 本人確認の画面が出た場合は、画面の指示に従って完了させます

手続きの途中で、登録した電話番号あてに中国語のSMSが届き、本人確認を求められることがあります。認証が終わると電子発票が発行され、メールで届きます。


アリペイ

開票の確定時にSMS認証が入ることがあります。登録した電話番号(日本の番号でも可)でSMSを受け取れる状態にしておきます
本人確認の途中でDiDiの専用アプリのインストールを求められることがあります。日本を出る前にインストールしておくと安心です
日本国内のDiDi(DiDiモビリティジャパン)は別のサービスです。日本のDiDiアプリから中国での乗車の領収書は出せません

WeChatのミニアプリからDiDiを呼んだ場合も、支払い履歴から同じように発票を申請できます。どちらを使ったか分からなくなったときは、乗車した時間帯の支払い履歴をアリペイとWeChatの両方で確認してください。

降車時に、車内のプリンターで紙の領収書(机打发票)を出してもらうのが基本です。支払いの前に「発票(ファピアオ)」と伝えておくとスムーズです
紙の領収書には車両ナンバー、乗車日時、距離、金額が印字されます。忘れ物やトラブルのときの手がかりにもなるため、受け取っておくと安心です
都市によっては、車内に貼られたQRコードからあとで電子発票を申請できる場合もあります
アリペイやWeChatで支払った場合は、取引の記録が残っています。支払い履歴から乗車の情報を確認できます
支払い記録からドライバーに連絡できる場合もあります。難しいときは、乗車日時・乗降場所・車両ナンバーを控えて、現地の交通サービスの窓口に相談します

中国のタクシーは、春節(旧正月)の前後は休業がちになり、配車も取りにくくなります。この時期は領収書以前に車が見つからないこともあるため、移動は余裕をもって計画してください。


領収書

宛名の種別 入力する内容
个人/非企业单位 氏名のみ。税号は不要です
企业单位 会社名と税号(統一社会信用コード・18桁)が必要です

会社の経費精算に使う場合は「企业单位」を選び、会社の正式名称と税号を正確に入力します。税号は中国の法人に割り当てられた18桁の番号で、日本の法人番号に近いものです。個人で使う場合は「个人」で問題ありません。

発行済みの電子発票は、画面上で宛名を直接書き換えることができません。間違えた場合は、いったん取り消して再発行する手続きが必要になります。入力の前に、会社名と税号を手元で確認してください。
電子発票はPDF形式が一般的です。中国の電子発票にはOFDという標準形式もあります
発票とあわせて、乗車日時・乗降地・距離・金額が入った乗車明細(行程单・PDF)が届きます
紙での提出を求められた場合は、DiDiから届いた領収書のPDFを印刷して提出します
メールが届かないときは、迷惑メールフォルダを確認し、アプリの開票履歴から再送します

会社の精算では、発票だけでなく行程单の提出を求められることがあります。メールに届いた時点で両方を保存し、必要に応じて印刷しておくと安心です。

支払いが完了しているか確認します。未払いの乗車は発票を申請できません
アプリが古いバージョンだと表示されないことがあります。最新版に更新します
それでも出てこない場合は、アプリ内のカスタマーサポート(我的→客服与帮助)から問い合わせます

発行済みの電子発票は、そのままでは修正できません。いったん取り消して(冲红)、正しい内容で再発行します。開票の履歴から手続きできる場合と、カスタマーサポートへの連絡が必要な場合があります。

電子発票と行程单をセットで保存します。日付・金額・乗降場所を説明しやすくなります
中国の発票は中国の税務制度にもとづく証憑です。日本のインボイス制度に対応した書類ではないため、扱いは会社の経理のルールに従います
宛名を自分の氏名にするか会社名にするかは、出張の前に経理へ確認しておくと安心です

領収書の申請は乗車のすぐあとでなくてもできますが、乗車した時期が分からなくなると探すのに手間がかかります。出張中は受け取り用のメールアドレスを決めておき、届いた発票と行程单をひとつのフォルダにまとめておくと、帰国後の精算がスムーズです。