【DiDi2026】中国のタクシー・配車アプリで領収書(発票)をもらう方法|予約・印刷・経費精算まで
目次
- didi 領収書|30秒でわかる要点まとめ
- 中国のタクシーとDiDi|領収書の前に知っておきたいこと
- DiDi(滴滴出行)は中国のタクシー配車の主流
- 街で拾う一般タクシー(巡游出租车)
- 中国の「領収書」は「発票」という別のもの
- どこで領収書が出るかは乗り方で決まる
- DiDi(滴滴出行)で領収書(発票)を発行する方法
- 開票の入口と手順
- どの乗車が発票の対象になるか
- アリペイ・WeChat経由で乗ったDiDiの領収書を出すには
- アリペイの支払い履歴から発行する流れ
- 日本にいるときに発行するときの注意
- WeChat経由で乗った場合
- 街で拾った一般タクシーの領収書はその場でもらう
- 紙の領収書をもらうコツ
- もらい忘れたときの対処
- 領収書の宛名・税号・形式と印刷
- 宛名(抬头)と税号の入力
- 受け取れる形式と印刷
- 領収書が出せない・間違えたときの対処と経費精算
- 対象の乗車が表示されない
- 宛名を間違えたとき
- 経費精算に使うときのポイント
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中国でタクシーに乗るときに欠かせないのが、配車アプリ「DiDi(滴滴出行)」です。日本のように降車時に領収書を受け取るのではなく、中国では乗車後にアプリから「発票(ファピアオ)」という電子の領収書を申請するのが基本で、仕組みを知らないと出張の精算で困ることがあります。この記事では、DiDiの領収書の出し方を、アプリからの手順、アリペイ・WeChat経由の場合、街で拾ったタクシーの紙の領収書、宛名と税号、印刷と再送、発行できないときの対処まで順にまとめます。
| 中国の「領収書」:税務当局が管理する「発票(发票)」が正式な証憑。日本のレシートとは別のものです DiDiの領収書:降車時ではなく、あとからアプリで電子発票を申請します 申請の入口:アプリの「我的」→「订单」→「开发票」 宛名(抬头):「个人」なら氏名のみ、「企业」なら会社名と税号(18桁)が必要です 受け取り方:電子発票(PDFなど)と乗車明細(行程单)がメールで届きます 街で拾った一般タクシー:降車時に車内で紙の領収書をもらうのが基本です |
中国の街でタクシーに乗る方法は、配車アプリで呼ぶか、路肩で手を挙げて止めるかの2つです。領収書の出どころもこの2つで分かれるため、まず違いを押さえておきます。
DiDi(滴滴出行)は、中国のタクシー配車アプリの中で最も広く使われているサービスです。対応エリアが広く、主要都市では街を走る車の多くがアプリ経由の予約で動いているといわれています。
乗車の前に料金の目安とドライバーの情報が表示されるため、料金の不安が少ないのも特徴です。
中国のタクシーは配車アプリなら事前の予約もでき、時間を指定して呼ぶこともできます。中国のタクシーアプリは評判もさまざまなので、アプリストアの評価を確認してから使うと安心です。
中国のタクシー配車は、DiDiの単体アプリのほか、アリペイやWeChatのミニアプリからも利用できます。中国の電話番号を持っていなくても登録できるため、旅行者はこの方法を使う人も少なくありません。
日本のタクシーと同じように、路肩で手を挙げて止める一般タクシーもあります。車体の色で運営会社が分かれ、都市ごとに色が異なります。近年は配車アプリの普及で、空車に見えても予約済みで止まってくれないことが増えました。
(写真:Bernhard Wintersperger / Wikimedia Commons、CC BY 2.0)
中国で経費精算に使える正式な領収書は発票(发票)です。税務当局が管理する統一様式の証憑で、日本でいう領収書や請求書に近い役割を持ちます。店でもらえる単なるレシートや、支払い画面のスクリーンショットは、経費の証憑としては認められません。
かつては車内のプリンターで打ち出す紙の領収書(机打发票)が主流でしたが、現在は電子発票への移行が進んでいます。DiDiなどの配車アプリでは、乗車のあとにアプリから電子発票を申請するのが一般的です。
| 乗り方 | 領収書(発票)の出どころ |
| 配車アプリ(DiDiなど) | 乗車のあとにアプリから電子発票を申請 |
| 街で拾う一般タクシー | 降車時に車内で紙の領収書を受け取る |
配車アプリの場合、支払いはアプリ上で完了するため車内で領収書を受け取れません。逆に一般タクシーは、降車後にあとから領収書を出す仕組みがないことが多く、その場で受け取る必要があります。
DiDiのタクシー乗車で領収書(発票)を発行する流れは、乗車のあとにアプリで申請するだけです。画面は中国語ですが、操作する項目は決まっています。
(写真:Windmemories / Wikimedia Commons、CC BY-SA 4.0)
- DiDi(滴滴出行)のアプリを開き、マイページの「我的」をタップします
- 「订单」(注文一覧)を開きます
- 画面の右上などにある「开发票」をタップします
- 発行したい乗車を選びます。複数の乗車をまとめて申請することもできます
- 宛名(抬头)の種別を選び、会社名や税号などの必要事項を入力します
- 電子発票を受け取るメールアドレスを入力します
- 内容を確認して送信します
送信すると、電子発票と乗車明細(行程单)が指定したメールアドレスに届きます。反映に数分かかることがあるため、すぐに届かなくても慌てずに待ってください。


開票の画面や項目の名前は、アプリのバージョンやアカウントの登録状況によって表示が変わることがあります。見つからないときは、画面内の検索やカスタマーサポートを利用してください。
中国では、アリペイやWeChatのミニアプリからDiDiを呼ぶこともできます。この場合、支払いの記録はアリペイやWeChatの側に残るため、領収書の申請もその支払い履歴が入口になります。
- アリペイを開き、マイページから「私の請求書」を開きます
- 支払い履歴から該当するDiDiの乗車を選びます
- 支払いの詳細画面にある「請求書を発行」をタップします
- DiDi側の画面に移り、対象の乗車を選びます
- 宛名とメールアドレスを入力して送信します
- 本人確認の画面が出た場合は、画面の指示に従って完了させます
手続きの途中で、登録した電話番号あてに中国語のSMSが届き、本人確認を求められることがあります。認証が終わると電子発票が発行され、メールで届きます。

WeChatのミニアプリからDiDiを呼んだ場合も、支払い履歴から同じように発票を申請できます。どちらを使ったか分からなくなったときは、乗車した時間帯の支払い履歴をアリペイとWeChatの両方で確認してください。
中国のタクシーは、春節(旧正月)の前後は休業がちになり、配車も取りにくくなります。この時期は領収書以前に車が見つからないこともあるため、移動は余裕をもって計画してください。

| 宛名の種別 | 入力する内容 |
| 个人/非企业单位 | 氏名のみ。税号は不要です |
| 企业单位 | 会社名と税号(統一社会信用コード・18桁)が必要です |
会社の経費精算に使う場合は「企业单位」を選び、会社の正式名称と税号を正確に入力します。税号は中国の法人に割り当てられた18桁の番号で、日本の法人番号に近いものです。個人で使う場合は「个人」で問題ありません。
発行済みの電子発票は、画面上で宛名を直接書き換えることができません。間違えた場合は、いったん取り消して再発行する手続きが必要になります。入力の前に、会社名と税号を手元で確認してください。
会社の精算では、発票だけでなく行程单の提出を求められることがあります。メールに届いた時点で両方を保存し、必要に応じて印刷しておくと安心です。
発行済みの電子発票は、そのままでは修正できません。いったん取り消して(冲红)、正しい内容で再発行します。開票の履歴から手続きできる場合と、カスタマーサポートへの連絡が必要な場合があります。
領収書の申請は乗車のすぐあとでなくてもできますが、乗車した時期が分からなくなると探すのに手間がかかります。出張中は受け取り用のメールアドレスを決めておき、届いた発票と行程单をひとつのフォルダにまとめておくと、帰国後の精算がスムーズです。



