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烏鎮(ウージェン)完全ガイド|アクセス・入場料・見どころ・おすすめルートを解説

執筆:Himari
2026年9月22日

烏鎮(ウージェン/Wuzhen)は、中国・浙江省桐郷市にある江南を代表する水郷古鎮です。
水路沿いに白壁と黒瓦の建物が並び、小舟が行き交う風景で知られています。
烏鎮は7000年以上の文明の歴史を持ち、町としての歴史も1300年以上に及びます。
初めて訪れるなら、まず次の3点を押さえておきましょう。
- 初めてなら西柵(西栅)を優先:夜景、遊覧船、ホテル、木心美術館などが集まっています。
- 伝統文化を見るなら東柵(東栅):茅盾故居や染坊などがあり、2~3時間ほどで回れます。
- 時間があるなら1泊2日がおすすめ:日帰りも可能ですが、西柵の夜景と早朝の街並みを楽しむなら宿泊がおすすめです。
2026年9月現在、通常料金は西柵150元(約3,500円)、東柵110元(約2,600円)、東西柵共通券190元(約4,500円)です。
目的 | おすすめ |
初めての烏鎮 | 西柵 |
伝統的な水郷文化 | 東柵 |
夜景・写真撮影 | 西柵 |
ローカルな町並み | 南柵 |
アート鑑賞 | 西柵・木心美術館 |
半日しかない | 西柵 |
1日ある | 東柵→西柵 |








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烏鎮の基本情報|場所・歴史・東柵・西柵の違い

烏鎮は、中国・浙江省桐郷市にある江南水郷です。
杭州・蘇州からそれぞれ約80km、上海から約140kmに位置し、上海・杭州・蘇州と組み合わせて旅行しやすい場所です。
烏鎮は1300年の歴史を持つ江南水郷
烏鎮には水路が張り巡らされ、古くから東・南・西・北の4つのエリアに分かれてきました。
現在、旅行者が主に訪れる有料観光エリアは東柵と西柵です。
- 東柵:昔ながらの暮らしや伝統文化を楽しめる
- 西柵:夜景、遊覧船、ホテル、アート施設が充実
初めて烏鎮を訪れるなら、西柵を中心に、時間があれば東柵を組み合わせると回りやすいでしょう。
烏鎮の東柵・西柵・南柵・北柵・烏村の違い
エリア | 料金目安 | 特徴 | 初回おすすめ度 |
西柵 | 150元(約3,500円) | 夜景・遊覧船・ホテル・アート | ◎ |
東柵 | 110元(約2,600円) | 茅盾故居・伝統文化・昔ながらの町並み | ◎ |
南柵 | 無料 | 地元住民が暮らす老街 | ○ |
北柵 | 施設・イベントによる | 倉庫・文化イベントなど | △ |
烏村 | 100元~(約2,300円~) | 田園型リゾート | △ |
南柵は有料の「景区」ではなく、現在も地元住民が暮らすエリアです。入場料は必要ありません。
烏鎮は古鎮だけでなくアートやイベントも楽しめる
烏鎮には、木心美術館や烏鎮大劇院などの文化施設もあります。
さらに、烏鎮戲劇節や世界インターネット大会など大型イベントも開催されるため、
昔ながらの水郷観光だけでなく、アートや現代文化も楽しめるのが特徴です。
烏鎮へのアクセス|最寄り駅は桐郷駅

烏鎮には高速鉄道駅がありません。
鉄道で向かう場合は、最寄りの桐郷駅(桐乡站)まで高速鉄道で移動し、そこからバスやタクシーで烏鎮へ向かうのが一般的です。
出発地 | 主なルート | 桐郷駅までの所要時間 |
上海 | 上海虹橋駅→桐郷駅→烏鎮 | 約33~47分 |
杭州 | 杭州東駅→桐郷駅→烏鎮 | 最短約17分 |
桐郷駅から烏鎮へ|バスまたはタクシー・DiDi
桐郷駅から烏鎮へは、路線バスまたはタクシー・DiDiを利用できます。
路線バスの場合は、桐郷駅→K281/K282→烏鎮汽車站→K350→東柵・西柵という流れです。
K281は約15~30分間隔、K282は約30分間隔で運行されていますが、時間帯によって変わる場合があります。
烏鎮汽車站から東柵・西柵方面へはK350を利用できます。
一方、荷物が多い場合や3~4人で移動する場合は、桐郷駅からタクシーやDiDiで直接ホテルや景区へ向かうと便利です。
料金は変動するため、乗車前にDiDiアプリの見積額を確認しましょう。
なお、東柵と西柵の間には無料シャトルが運行しているため、両方を観光する場合は移動に利用できます。
烏鎮の入場料

2026年9月現在、烏鎮の通常料金は次の通りです。
チケット | 料金 |
東柵 | 110元(約2,600円) |
西柵 | 150元(約3,500円) |
東柵+西柵共通券 | 190元(約4,500円) |
東柵と西柵を別々に購入すると260元(約6,100円)ですが、共通券なら190元(約4,500円)。70元(約1,600円)安くなります。
両方を1日で回る予定なら、共通券がお得です。
烏鎮の割引チケット
割引料金は次の通りです。
チケット | 割引料金 |
東柵 | 55元(約1,300円) |
西柵 | 75元(約1,800円) |
共通券 | 130元(約3,000円) |
未成年者、学生、60歳以上70歳未満など、条件を満たす人は割引対象になる場合があります。
外国人旅行者が学生割引などを利用する場合は、パスポートや学生証など、必要な証明書を事前に確認しておくと安心です。
烏鎮・西柵の見どころ|夜景とアートを楽しむ

初めて烏鎮を訪れるなら、西柵には多めに時間を取るのがおすすめです。
昼の水郷風景だけでなく、夕方から夜にかけて雰囲気が大きく変わります。
木心美術館
西柵にある木心美術館は、烏鎮出身の文学者・芸術家、木心の作品や資料を展示する美術館です。
開館時間は、夏9:00~17:30、冬9:00~17:00。月曜日は休館です。西柵景区内にあるため、別途西柵の入場券が必要です。
建物自体も見どころなので、アートに興味があるなら1時間ほど見ておくとよいでしょう。
昭明書院・水上集市・白蓮塔もあわせて散策
西柵には、昭明書院、水上集市、白蓮塔などの見どころがあります。
すべてを細かく回るより、水路沿いを歩きながら気になる場所に立ち寄るくらいでも十分楽しめます。
西柵の夜景は夕方からがおすすめ
西柵景区は通常9:00~22:00まで営業しています。
一方、木心美術館など一部の展示施設は夕方に閉館します。
そのため、昼:美術館・展示施設→夕方:食事・散策→夜:水路沿いの夜景という順番で回ると効率的です。
西柵の手こぎ船はいくら?
西柵の手こぎ船は、現在次の料金です。
- 相乗り:60元(約1,400円)/人・片道
- 貸切:480元(約11,200円)/船・片道
14歳以下または身長1.5m以下は30元(約700円)、1歳以下は無料です。
相乗りは8人そろってから出発するため、混雑時は待つことがあります。
街並みをじっくり見たいなら徒歩、水面から烏鎮らしい景色を楽しみたいなら手こぎ船がおすすめです。










烏鎮・東柵の見どころ|茅盾故居と伝統文化を楽しむ

西柵が夜景や宿泊を楽しむ「滞在型」のエリアなら、東柵は昔ながらの水郷文化や歴史を楽しむエリアです。
茅盾故居をはじめ、染坊や伝統建築などがまとまっており、2~3時間ほどで回れます。
茅盾故居・立志書院
烏鎮出身の作家・茅盾ゆかりの場所は、東柵の代表的な見どころです。
中国文学や近代史に興味がある人は、ぜひ立ち寄りたいスポットです。
宏源泰染坊・江南百床館・修真観
東柵には、藍染、伝統家具、宗教建築など、江南地方の暮らしや文化に触れられる施設が集まっています。
エリアは比較的コンパクトなので、2~3時間程度を目安にするとよいでしょう。
東柵は午前、西柵は午後~夜がおすすめ
東柵の営業時間は次の通りです。
夏季:7:00~18:00
冬季:7:00~17:30
東柵と西柵を1日で回るなら、午前:東柵→午後:西柵→夜:西柵の夜景という順番がおすすめです。
東柵で歴史や伝統文化を見た後、西柵でアートや夜景を楽しむと、それぞれの違いも分かりやすくなります。










烏鎮・南柵・北柵・烏村|東柵・西柵以外の見どころ

東柵・西柵以外にも、烏鎮には南柵、北柵、烏村があります。
初めて訪れる場合は東柵・西柵を優先し、時間に余裕があれば追加するとよいでしょう。
南柵|地元の暮らしが残る老街
南柵は有料の観光エリアではなく、地元住民が暮らす地域です。
整備された西柵とは雰囲気が異なり、より生活感のある町並みを歩けます。観光地化されていない烏鎮を見たい人に向いています。
北柵|アートイベント開催時に注目
北柵には旧工場や倉庫を活用した文化施設があり、「粮倉」などでアートイベントが開催されることがあります。
常設の観光地として回るより、気になる展覧会やイベントの開催時に訪れるのがおすすめです。
烏村|田園体験を楽しむリゾート
烏村は、昔ながらの古鎮散策とは異なり、田園体験や宿泊を楽しむリゾートです。
観光プランは100元(約2,300円)〜が目安です。
初めての烏鎮旅行で時間が限られる場合は、無理に組み込まず、東柵・西柵を優先するとよいでしょう。
2026年烏鎮戲劇節|10月15日~25日

第13回烏鎮戲劇節は、2026年10月15日~25日の11日間開催されます。テーマは「澹遠」です。
2026年は10か国から25作品、計71公演が予定されています。
演劇や街中のパフォーマンスを楽しみたい人には魅力的な時期ですが、
静かな水郷散策を目的にする場合は、混雑状況やホテル料金を確認してから予約しましょう。
烏鎮のおすすめ観光ルート|半日・1日・1泊2日

烏鎮観光は、できるだけ夕方〜夜の時間を西柵に残すのがポイントです。
半日モデル|西柵に絞る
滞在時間が4〜5時間なら、西柵だけを回るのがおすすめです。
西柵入場→木心美術館→水路沿いを散策→手こぎ船→夕食→夜景
時間が限られる場合は、東柵まで無理に組み込まず、西柵をゆっくり楽しみましょう。
1日モデル|東柵→西柵→夜景
朝から観光できるなら、東柵と西柵の両方を回れます。
午前:東柵→昼食→午後:西柵・木心美術館→手こぎ船→夕食→夜景
東柵と西柵の間には無料シャトルが運行しているため、移動にも利用できます。
1泊2日モデル|西柵エリア内に宿泊
時間に余裕があるなら、1泊2日がおすすめです。
1日目:東柵→西柵→チェックイン→手こぎ船→夕食→夜景
2日目:早朝の西柵散策→朝食→木心美術館など→チェックアウト
西柵景区内に宿泊すれば、夜景だけでなく、日帰り客が少ない朝の時間も楽しめます。
烏鎮の宿泊|西柵エリア内と周辺はどちらがいい?
烏鎮で1泊するなら、滞在体験を重視するなら西柵エリア内、宿泊費を抑えたいなら西柵周辺という選び方が分かりやすいでしょう。
西柵エリア内のホテルに泊まるメリット
2025年3月16日以降、西柵エリア内のホテル・民宿では、水巷青年旅館を除き、
実際の宿泊人数に応じて西柵の入場料が無料になる特典が導入されています。
さらに宿泊者は、
- 宿泊中の再入場
- 西柵エリア内のシャトル利用
- 荷物配送
- 観光客が少ない早朝・夜間の散策
などのサービスを利用できます。
西柵の夜景だけでなく、静かな朝の水郷も楽しみたいなら、西柵エリア内に泊まるのがおすすめです。
西柵周辺のホテルが向いている人
西柵周辺のホテルは、
- 宿泊費を抑えたい
- 朝早く上海や杭州へ移動したい
- 夜景を見られれば十分
という人に向いています。
価格重視なら西柵周辺、滞在体験重視なら西柵エリア内と考えると選びやすいでしょう。
烏鎮西柵周辺のおすすめホテル3選
Wuzhen Guest House|水郷らしい民宿に泊まりたい人向け

西柵の古い民家を活用した宿泊施設で、川沿いや老街に面した客室があります。
Trip.comでは9.3/10の評価で、西柵らしい雰囲気と価格のバランスを重視する人に選びやすい宿です。
Wuzhen Tong'an Inn|設備と快適さを重視する人向け

西柵エリアにある高級ホテルで、屋外プールやジム、レストランなどの設備が充実しています。
Trip.comでは9.5/10の評価で、家族旅行やホテルの快適さを重視する人に向いています。
Dockside Boutique Hotel|落ち着いた滞在を楽しみたい人向け

白蓮塔周辺にあるブティックホテルで、西柵の景観を楽しみながら落ち着いて滞在したい人におすすめです。
Trip.comでは9.6/10と高評価で、価格よりも雰囲気やホテルステイを重視する人に向いています。
烏鎮グルメ|食べたい名物
烏鎮では、江南地方らしい料理や伝統菓子を楽しめます。
定番菓子|定勝糕・姑嫂餅

引用:wuzhen.com.cn
食べ歩きなら、定勝糕や姑嫂餅がおすすめです。
特に姑嫂餅は持ち運びやすく、お土産にも向いています。
名物料理|白水魚・羊肉・醤鴨

引用:wuzhen.com.cn
烏鎮で食べたい代表的な料理は次の通りです。
- 白水魚
- 羊肉料理・羊肉麺
- 醤鴨
水郷らしい料理を楽しみたいなら、食事の際にチェックしてみましょう。
三白酒|烏鎮の伝統酒

引用:wuzhen.com.cn
三白酒も烏鎮の伝統的な名物です。
お酒が好きな人は、食事と一緒に味わったり、お土産として購入したりできます。
烏鎮旅行の注意点|決済・混雑・客引き

烏鎮旅行では、決済方法や混雑、非公式の客引きなどに注意が必要です。
Alipay・WeChat Payを準備しておくと便利
中国ではAlipayやWeChat Payが広く使われています。
外国人旅行者も対応する海外発行カードを登録できるため、出発前に設定しておくと、交通・飲食・買い物がスムーズです。
一方で、「中国では現金が使えない」というわけではありません。
人民元の現金も利用できるため、モバイル決済を中心に使いつつ、少額の現金も用意しておくと安心です。
大型連休は混雑に注意
烏鎮は水路沿いの道や石橋が狭く、混雑時は移動に時間がかかります。
できれば平日を選び、春節・労働節・国慶節などの大型連休は避けるのがおすすめです。
連休中に訪れる場合は、西柵エリア内に宿泊し、観光客が少ない早朝や夜の時間を活用すると比較的歩きやすくなります。
客引き・非公式ガイドに注意
駅や烏鎮周辺では、「安く入場できる」「南柵では案内料が必要」などと声をかけられる場合があります。
特に南柵は有料の観光エリアではないため、入場料は必要ありません。
チケットは公式販売窓口やTrip.comを利用し、移動も公式交通機関やDiDiなど、料金を確認できる方法を選ぶと安心です。
水辺・石畳は歩きやすい靴がおすすめ
烏鎮には石橋や石畳、水路沿いの道が多く、雨の日は滑りやすくなります。
歩きやすい靴を選び、大きなスーツケースがある場合は、ホテルの荷物預かりや配送サービスを利用すると移動が楽です。
烏鎮に関するよくある質問
-
烏鎮の東柵と西柵はどちらがおすすめですか?
初めてなら、西柵を優先するのがおすすめです。
西柵には夜景、遊覧船、木心美術館、ホテルなどが集まっています。伝統文化や茅盾故居を見たい場合は、東柵も組み合わせるとよいでしょう。 -
烏鎮は1日で回れますか?
1日でも東柵と西柵の両方を回れます。
午前に東柵、午後から夜に西柵という順番が効率的です。夜景や早朝の街並みまでゆっくり楽しみたい場合は、1泊2日の方が余裕があります。 -
烏鎮・西柵の夜景は何時ごろまで楽しめますか?
西柵エリアの通常営業時間は9:00~22:00です。夜景は日没後から楽しめますが、ライトアップの開始時間は季節によって変わります。
木心美術館など一部施設は夕方に閉館するため、展示施設は昼に回り、夜は水路沿いを散策するのがおすすめです。 -
桐郷駅から烏鎮へどう行きますか?
桐郷駅からは、K281・K282で烏鎮汽車站へ移動し、そこからK350で東柵・西柵へ向かえます。
荷物が多い場合や複数人で移動する場合は、タクシーやDiDiを利用すると便利です。 -
烏鎮のベストシーズンはいつですか?
街歩きを重視するなら、気温が比較的穏やかな春と秋が旅行しやすいでしょう。
ただし、春は雨が多く、夏は高温多湿になります。国慶節や労働節などの大型連休は混雑しやすいため、できれば平日がおすすめです。 -
烏鎮・西塘・南潯は何が違いますか?
それぞれ雰囲気が異なります。
・烏鎮:夜景、遊覧船、ホテル、文化施設が充実
・西塘:昔ながらの老街や水郷散策を楽しみやすい
・南潯:歴史建築や比較的落ち着いた街歩きが特徴
初めて江南水郷を訪れ、夜景や宿泊まで楽しみたい場合は、烏鎮が候補に入れやすいでしょう。
烏鎮旅行は西柵の夕方~夜を軸に組むのがおすすめ

初めて烏鎮を訪れるなら、夕方から夜の時間を西柵に残すのがおすすめです。
半日なら西柵、1日なら東柵→西柵、1泊2日なら夜景に加えて早朝の散策まで楽しめます。
入場料は、西柵150元(約3,500円)、東柵110元(約2,600円)、東西柵共通券190元(約4,500円)です。
上海・杭州からは、高速鉄道で桐郷駅まで移動し、そこからバスやタクシーで烏鎮へ向かうのが分かりやすいでしょう。
1泊するなら、西柵エリア内の対象ホテルも候補です。
入場無料特典が付くプランもあり、一般観光客が少ない夜や早朝の烏鎮をゆっくり楽しめます。








