イギリス旅行でビザは必要?ETA・申請方法・費用をわかりやすく解説

執筆:Sato
2026年10月9日

ロンドンの美術館巡り、コッツウォルズの村歩き、スコットランドの古城へ。イギリス旅行の計画を立てるとき、先に確認したいのが入国に必要な手続きです。
日本国籍で6か月以内の観光をする場合、通常はビザの事前申請が不要です。ただし、原則としてETA(電子渡航認証)を取得する必要があります。ビザ不要という案内を見ても、パスポートだけで渡航できるとは考えないでください。
この記事では、次のポイントを紹介します。
• 旅行目的別に分かる、ビザとETAの必要性
• ETAの申請料・有効期間・申請手順
• 乗り継ぎや入国審査で確認したい注意点
必要な手続きを確認し、Trip.comで航空券とホテルを比較しながら旅行の準備を進めましょう。
※2026年10月8日時点の情報です。制度や料金は変更されるため、申請時・渡航前に最新の案内をご確認ください。
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イギリスのビザは日本人の短期観光なら通常不要

日本のパスポートで6か月以内の観光や親族訪問をするなら、通常はビザの事前申請が不要です。代わりに、渡航前にETAの認証を受けるのが基本となります。
必要な手続きは国籍・目的・期間で変わります。日本在住でも、日本以外のパスポートを使う人は国籍別に確認してください。
渡航目的・条件 | 日本国籍の基本的な手続き | 判断のポイント |
|---|---|---|
6か月以内の観光・親族訪問 | 通常ビザ不要、原則ETAが必要 | 訪問者としての条件を満たす |
会議など、許可される短期の商用活動 | 通常ビザ不要、原則ETAが必要 | 現地での就労とは区別する |
条件を満たす6か月以内の短期留学 | 通常ビザ不要、原則ETAが必要 | 学校・コースの要件を確認 |
長期留学・現地での就労 | 目的に合ったビザを確認 | ETAで代用しない |
前科や過去の入国拒否歴がある人は、別途確認が必要です。英国政府のビザ確認サービスで、予定に合う手続きを確かめましょう。
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ETAとビザの違いは?料金と有効期間を比較

ETAは、対象者がイギリスへ渡航するための電子的な認証です。観光ビザや、就労・長期留学の許可とは役割が異なります。
項目 | ETA | Standard Visitor visa |
|---|---|---|
主な対象 | ビザ免除対象の短期訪問者 | ビザが必要な短期訪問者など |
申請料 | 20ポンド | 通常の6か月のビザは135ポンド |
有効期間 | 最長2年、または旅券の期限まで | 通常の6か月のビザなど |
観光での滞在 | 通常1回につき最長6か月 | 通常最長6か月 |
手続き | 公式アプリまたはオンライン | オンライン申請と申請センターでの手続き |
料金は1人分です。円の支払額は為替や決済条件で変わります。
ETAの最長2年は連続して滞在できる期間ではない
ETAが有効な間は、同じパスポートで複数回の渡航が可能です。ただし、観光での滞在は通常1回につき最長6か月となります。
出入国を繰り返し、実質的にイギリスで生活する使い方も認められません。再入国で滞在条件が自動的にリセットされるとは考えないでください。
パスポートの期限が先に来ると、ETAもその時点で失効します。更新や紛失などで新しいパスポートを取得した場合は、ETAを改めて申請する必要があります。
子どもも原則必要だが、ビザ保有者などは対象外
観光で渡航する家族は、乳幼児も含めて1人ずつETAが必要です。代表者1人の認証では、家族全員分をカバーできません。
有効な英国ビザや、英国に住む・働く・学ぶ許可がある人は通常ETA不要です。許可の有効性を確認しましょう。
英国籍やアイルランド籍を併せ持つ人は、ETAの申請対象ではありません。使用するパスポートや国籍を証明する書類について、重国籍者向けの案内で確認が必要です。
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イギリスのETA申請に必要なものと手順

ETAは公式アプリUK ETA、またはオンラインで申請できます。英国政府サイトGOV.UKの案内から進みましょう。
代行サービスでは、公式申請料とは別の手数料がかかる場合があります。他のサイトやアプリを使っても、審査を早めることはできません。
渡航に使うパスポート・メール・決済手段を用意
パスポート、メールアドレス、決済手段を準備します。クレジットカードやデビットカードのほか、Apple PayやGoogle Payも利用できます。
アプリでの撮影・読み取りにはパスポート原本を使います。コピーや画面上の画像で代用しないでください。
顔写真の撮影は明るい場所で行いましょう。メールアドレスの入力ミスや、家族同士の情報の取り違えにも注意が必要です。
入力内容を確認して申請し、承認メールを待つ
アプリの画面に従い、パスポート情報と本人の情報を登録します。基本的な流れは次の通りです。
• パスポートの顔写真ページを撮影し、読み取り結果を確認する
• 画面の案内に従って顔の確認と顔写真の撮影を行う
• 住所や職業、国籍、犯罪歴などの質問に正確に回答する
• 申請料を支払い、審査結果のメールを待つ
氏名・生年月日・パスポート番号は、読み取り結果も含めて原本と照合してください。
支払い完了は、ETAの承認とは異なります。認証を受けたことが分かるメールまで確かめましょう。
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ETAはいつ申請する?

ETAの結果は通常1日以内に届きますが、最大3営業日かかる場合があります。週末や英国の祝日も考慮し、少なくとも渡航の3営業日前までを目安に申請しましょう。
追加確認への対応も見込み、旅行日程が見えてきたら早めに手続きするのがおすすめです。
家族の結果がそろったか、1人ずつ確認する
同じ日に家族の申請をしても、結果は同時に届くとは限りません。1人ずつ承認を確認してください。
3営業日を過ぎても結果が届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認します。そのうえで英国政府のETA窓口に問い合わせましょう。
2026年2月25日から、必要な渡航許可の搭乗確認が厳格化されています。承認前に出発できると考えず、早めに確認しましょう。
入力ミスによる却下と、審査での拒否を区別する
入力内容の訂正が必要な場合は、改めて申請が必要です。申請後の返金は受けられないため、送信前に原本と見比べて確認しましょう。
rejected(申請の却下)なら理由を確認して再申請できます。refused(認証の拒否)は対応が異なります。
認証が拒否されても渡航を希望する場合は、適切なビザを申請します。不服申立てはできないため、通知を読み、情報を変えて申請を繰り返さないでください。
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イギリスで乗り継ぐ場合もETAが必要?

乗り継ぎでは、英国の入国審査を通るかどうかで判断します。日本国籍の場合も、空港を利用するだけという理由で、一律にETA不要とは言えません。
同じ空港でも、予約や荷物の扱いで乗り継ぎの経路は変わります。航空券を選ぶときに確かめましょう。
入国審査を通らない乗り継ぎと、通る乗り継ぎを分ける
英国の入国審査を通らず、制限区域内で乗り継ぐ場合は、現在ETAが不要です。入国審査を通る場合は、免除対象者を除きETAなどの渡航許可が必要になります。
乗り継ぎの状況 | ETAの基本的な判断 | 予約前の確認点 |
|---|---|---|
入国審査を通らない | 現在は不要 | 制限区域内で乗り継げるか |
荷物を受け取り、入国審査を通る | 原則必要 | 荷物が最終目的地まで預けられるか |
別の空港へ移動する・市内で宿泊する | 原則必要 | 英国へ入国する経路と宿泊先 |
予約した便で入国審査を通るか、航空会社に確認してください。別切りの航空券では、荷物の再預けなどで入国が必要な場合があります。
ユーロスターでイギリスへ入る旅行も確認が必要
フランスなどから列車でロンドンへ入る場合も、対象者はETAが必要です。飛行機以外の移動も確認しましょう。
ユーロスターでは、パスポート情報を登録する事前旅客情報の手続きもあります。この登録と、英国政府へのETA申請は別々に確認しましょう。
英国へのETAで他国の入国条件も満たせるわけではありません。周遊では、移動順に各国の条件を確かめましょう。
ビザが必要な場合の申請方法と日数の目安
英国政府サイトでビザの種類を確認して申請します。書類や審査期間は種類ごとに異なります。
例えばStandard Visitor visaは、渡航予定日の3か月前から申請できます。オンライン申請後、申請センターで本人確認や生体情報の登録を行う流れです。
滞在予定日、宿泊先、旅行費用、収入などを登録します。追加書類も含め、申請画面の案内に沿って準備しましょう。
審査目安は、本人確認と書類提出を終えてから通常3週間です。オンライン申請日だけで数えず、航空券・ホテルの変更条件も確認しておきましょう。
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出発前と入国審査に向けて準備すること

ETAを取得しても、入国が保証されるわけではありません。旅行の目的や滞在予定を説明できるよう、申請とは別に準備しておきましょう。
パスポートの有効期限とETAの登録情報を確認
英国への入国では、パスポートが滞在期間全体にわたって有効であることが必要です。ただし、乗り継ぎ先や周遊する国では、より長い残存期間を求められる場合があります。
ETAは申請したパスポートに電子的に紐づきます。同じ原本で渡航してください。認証の印刷物は通常不要ですが、承認メールも保存しておきましょう。
以前取得したETAを使うなら、期限と登録したパスポートを再確認しましょう。英国政府の確認サービスでは、ETAの有無と有効期限を調べられます。
旅行目的・滞在先・帰国予定を説明できるようにする
訪問者には、滞在終了後に出国する意思や、旅行費用を賄えることなどの条件があります。質問されたときに、予定を具体的に説明できるようにしておきましょう。
• 観光などの訪問目的と、滞在日数
• ホテルの名前・住所、または親族などの滞在先
• 帰国便や次の国への移動予定
• 滞在費と帰国・移動費を賄う方法
全員が同じ書類を必ず提出するわけではありません。宿泊予約や移動予定は、通信できなくても見られるように保存すると便利です。
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イギリスのビザ・ETAに関するよくある質問
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ETAのアプリは日本語で使える?
公式アプリは現在英語のみです。質問の意味を確認して、正確に回答しましょう。手伝ってもらう場合も、本人の情報と照合してください。 -
スマートフォンでアプリを使えない場合は?
公式サイトからオンライン申請ができます。アプリを使えない場合の選択肢です。案内に従ってパスポートと本人の顔写真を用意しましょう。 -
離れて暮らす家族のETAを代わりに申請できる?
他の人の申請も可能です。ただし、本人がその場にいない場合は、アプリではなくオンラインで申請します。対象者のパスポートと顔写真の画像が必要になります。 -
眼鏡をかけた顔写真でも申請できる?
原則として眼鏡を外して撮影しましょう。着用が必要な場合は、目がフレームや反射で隠れないようにします。サングラスや色付きレンズは避け、写真の要件を確認してください。 -
北アイルランドへ行く場合もETAが必要?
北アイルランドも英国の制度の対象です。日本からの一般的な観光では、アイルランド共和国経由でも原則ETAが必要になります。国境で通常の審査がないことと、認証が不要であることは別です。
まとめ|イギリス旅行の目的を確認し、ETAの承認まで準備しよう

今回は、イギリスのビザの要否とETAの申請方法を整理しました。短期観光でも、渡航前の認証まで確認することが大切です。
準備するときは、次のポイントを押さえておきましょう。
• 日本国籍の6か月以内の観光は通常ビザ不要、原則ETAが必要
• ETAの申請料は20ポンド、有効期間は最長2年または旅券の期限まで
• 出発直前の申請を避け、同行者全員の承認を確認する
• 乗り継ぎでの入国や、留学・就労は実際の予定に合わせて判断する
まずは渡航目的と使うパスポートを確かめ、必要な手続きを進めてください。承認の確認まで済ませておけば、現地で楽しむ時間や移動の計画にも集中できます。
Trip.comで航空券とホテルの条件を比べ、予定に合うイギリス旅行を準備しましょう。
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佐藤は、Trip.comで旅行コンテンツライターとして、主に国内旅行、ホテル、航空券、旅行ノウハウに関する記事を執筆しています。SEO記事や独自リサーチ記事を中心に、読者の疑問や不安に寄り添うコンテンツ制作を行っています。 これまで福岡・沖縄・長崎など国内の旅行先を訪れ、観光スポット、宿泊エリア、空港や駅からのアクセス、現地での移動手段など、実際の旅行計画で役立つ情報に関心を持ちながら旅をしてきました。 記事内では、Trip.comのデータと公式サイト・公的機関・観光関連サイトの情報を組み合わせながら、料金やアクセス、予約のコツ、滞在エリアの選び方などをできるだけわかりやすく整理するように心がけています。 また、長年のSEOライター・ディレクター・マーケターとしての経験を活かし、検索ユーザーが知りたい情報にスムーズにたどり着ける構成づくりを重視。 ホテルや航空券を比較する際の判断材料を整理し、旅行前の迷いや不安を減らせる記事制作を目指しています。 ライター経歴 2019年 フリーランスライターとして活動を開始。SEO記事を中心に、Webメディア向けのコンテンツ制作を行う。 2020年 SEO検定1〜4級、ネットマーケティング検定、ビジネス著作権検定などを取得。 検索エンジンやWebマーケティング、著作権に関する知識を記事制作に活かす。 2022年 ディレクターとして活動を開始。 コンテンツマーケティング、ライターの育成指導などを担当する。 2023年 SEOマーケター、取材ライターとしても活動開始。 検索意図の分析、既存記事の改善、取材をもとにした記事制作、施策の考案にも携わる。 2026年 Trip.comに参画。国内旅行やホテル、航空券、旅行ノウハウを中心に、旅行ガイドや比較記事の執筆・編集を行っている。 主な資格 ・SEO検定1〜4級 ・ネットマーケティング検定 ・ビジネス著作権検定 これまでに訪れたことのある地域 これまで国内では、福岡・沖縄・長崎などを旅行。 短期旅行を中心に、観光地巡りや街歩き、宿泊エリアの選定などを経験してきました。 旅行記事では、現地を訪れる前に知っておきたい基本情報や、予約前に比較しておきたいポイントを丁寧に整理することを意識しています。 今後も国内旅行を中心に、読者が安心して旅行計画を立てられる情報を発信していきます。
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