ここ2,3年,1泊2食付き 10,000円台前半 の温泉宿に,いくつか泊まりました。 結果,10,000円台前半の宿 には, 出しで味をつけてない,不味い,(ときに) 夕食の量が少ない。 刺身が古い。 風呂おけが,1ヶ月くらい洗ってない。 大風呂の湯船が病院用のプラスチック。 湯船が小さすぎる。 露天風呂がない。 杉花粉が多く,花粉症の症状が出る。 トイレが狭い,便座が良くない,洗浄器がこわれている。 あちこち物がやたら置いてある。 建物は,たいてい古く,傷が多い。 階段が歩きにくい。 wi-fi がない,ウイルス汚染されている。 宿じゅう,やたら音が響く。 外来入浴者が多すぎる。 清掃が甘い。 エレベーターがない,修理しない。 エアコンが使えない,カビ臭い。 宿の (儲からない) 愚痴を聴かされる。 などの欠点がありました。 なかには,どの欠点もほぼない宿も,あるにはあります。 温泉宿の改革者 岩佐十良 (とおる) 氏は,かつて,20000円以下の温泉宿は,怖くて泊まれないと語りましたが,15000円以下の温泉宿にこそ,ふさわしい言葉です。 20000円出せば,上記のほぼすべてが解消されます。 この宿は,20000円 (以上) の宿になるので,上記の欠点は,ありません。 料理は,料理長が代わったのか,予想したほどは美味しくありませんでしたが,普通の味の温泉宿料理でした。 風呂の湯は,露天風呂の温度が快適でしたが,足元湧出泉の貸し切り風呂 こなしの湯 は,やや熱すぎて,長湯できませんでした。 30部屋以上と,やや客室が多いので,夜間以外,なかなかひとりでは入浴できませんが,温泉めあての宿ではあります。 温泉宿で不快な思いをしたくないなら,1泊2食付き 20000円以上の宿なら,間違いないかもしれませんが,安宿探しも面白いです。 ブログ “串カツ子の旅日記” や,“あやぽんのきままな温泉ブログ” は,15000円以下で快適な温泉宿を探すのに,大いに役立ちます。