ロッブリー市内の目抜き通り(国道1号線沿いに二軒あるビッグCのほぼ中間)にあるホップインというホテルチェーンのロッブリー支店。お馴染みの白と青と黄色の色鮮やかなトレードマークそのままに客室内も同様の色調でコーディネートされている。建物の外観から客室仕様や設備・サービスにいたるまで他の地方都市に所在のホップインの支店と共通化されているためホテルとしてのオリジナリティーに欠けている難点があるものの、一定水準の快適性と利便性が保障される安心感は何者にも代えがたく感じる。また、ミニマムの空間でもって最大限のサービスの提供を志そうというコンセプトはどことなく日本のビジネスホテルにも通じるところがあり。具体的には、収納用のクローゼットを廃しベット下を収納スペースに充てていたり、窓際に面したデスクやプラグ配置などにおいて顕著。一人旅やビジネス用途に最適化された客室設計であると感心させられる。