伊豆修善寺温泉　柳生の庄(Yagyu No Sho)

素晴らしいお宿だと伺い1歳の子どもを連れて行ってきました。 修善寺温泉街の繁華街からは少し離れていますが徒歩圏内で、 地元の住宅街をのんびり眺めながら歩いていると木々の中にひっそりと柳生の庄があります。 入口には玉砂利が敷き詰められており良い音が響き、 建物に入ると入口から室礼が美しく、今回は修善寺で取れた新米の稲が飾られていました。 群雀の絵画もとてもお宿の雰囲気に合っていて素敵です。 建物は至る所に職人技が感じられ生け花も綺麗。 今回一番お手頃なお部屋に泊まらせていただきましたが、 お部屋は広々としており掘りごたつや土間もありますし、 お風呂は家族4人で入れそうなくらい広い。 お部屋の中も床材や木、壁や天井など色んな工夫がされており、 日本建築の美しさを堪能できます。 お抹茶とお菓子を出していただいた後露天風呂に向いましたが、 少し階段の上り下りがあって歩きますが、お風呂は広々としており緑も美しいです。 温泉の後は修善寺温泉の人力車でお宿まで往復の30分コースでお願いした後はお楽しみの夕食です。 夕食の時間になって部屋付きの担当の方が挨拶に来てくれたのですが、 とても愛らしい素敵な方で色々とお気遣いいただきました。 お料理は評判通りの素晴らしさで色々と手が込んでおり楽しくも美味しい。 部屋食で温かい出来立てのお料理を持ってきていただけるのは嬉しいです。 その後お布団を引いていただきお部屋のお風呂に入って就寝。 お風呂は温度を調整していただけるので、熱いお湯が苦手なので39度でお願いしました。 お布団はシングルサイズで少し厚みがあるので小さい子連れだと少し窮屈なのと転がり落ちるのが心配かもしれません。 うちの子は暑かったのか早々に布団から抜け出し畳に寝ていました。笑 夜間も露天風呂が開いているので、もし夫婦で来ていたらかわりばんこに温泉に行くのも良いですね。 朝ごはんもさっぱりと美味しくいただき、もう一つの露天風呂にさっと入ったら、 売店で販売していた入口にも飾られていた修善寺の新米と名産のどんこを購入してお部屋でチェックアウト。 お見送りの玄関では女将さんがご挨拶してくださったのですが素敵な女性でした。 子連れで伺えるお宿としては本当にトップレベルなのではないでしょうか。 本当に素晴らしい滞在となりました。 また是非家族で伺いたいです。

1年ぶりに家族でお邪魔しました。 今回は離れの梅の生(うめのお)に宿泊しました。 竹を敷いた縁に出て川の流れを聴きながら、のんびり時間を過ごすことができました。 石を掘った立派な部屋の露天風呂からも川のせせらぎを楽しめました。 食事もとても満足できました。 中居さんもとても感じの良い方で素敵な時間を過ごす事ができました。

5年ぶりの再訪。 この旅館を一文字で表すなら「美」 随所にそれを感じとることができ、最高の気持ち良さを感じる空間が演出されています。門構えから、そして玄関に足を踏み入れた瞬間の雰囲気からしてもう別格（たいてい、何らかの疑問やツッコミどころが1つ2つはあるものですが、全くなし）。伝統と独自のスタイルがある、真の一流旅館。 お風呂ですら何がカッコいい笑。修善寺なのでお湯の質は正直そこまで良いわけではありませんが、部屋数も少ないためか他客とそこまで被らず、快適です。余裕のある方には露天風呂付の部屋や超上級の部屋もあります。（私にはまだ無理だけど笑） 料理はスタンダードな懐石。器のセンスもさすがで、料理自体も素晴らしい。驚きや新しい発見があるタイプではないですが、ココならではオリジナリティと特別感があり、落ち着きます。 この旅館の凄いのは、美しさにこだわり「品や格」があるにも関わらず、カタさを全く感じさせないというところ。本質よりも良く見せよう、という下心らしきものは一切無し。 ですのでファミリーも大歓迎してくれます。一番最初にお伺いした時、長男が1才半の時でしたが、帰りにご主人が抱っこしてくれて一緒に写真を思い出があります。子供3人連れていった時はどうなることかと思いましたが、子供は旅館の雰囲気のせいか、いつもより多少静かだったような気が……笑 私が知る限り、間違いなく最高の宿のひとつです。

桂川のほとりの桜が満開の頃お邪魔しました。 今回は萩の部屋でした。半露天風呂があり、小さいながら庭もあります。 華美ではないが、スプーンカットしてある床など、細かいこだわりが感じられます。 食事は1年半程前に料理長が変わられたそうですが、以前と変わらずとても美味しかったです。 玄関の桜が華やいでいるのがとても印象的でした。