用事があって宿泊施設を探していたところ、一度見てみたかった変なホテルに温泉がついていると知りました。調べてみると前日泊まる大分温泉宿の4分の1の価格で、会席料理付きという破格のプランがあったので宿泊。 チェックインはよく知られている通り、恐竜が喋ってくれて、自分の名前を入力すると自動でカードキーと朝食券が発見される仕組み。このあとも変なホテルらしく色々自動化されているのかなと期待しましたが、残念ながらこの後は部屋にタブレット案内とロボホンがあるぐらい。 ただ、自動化ではありませんが、セパレーツの館内着と、温浴施設に持って行けるサイズの使い捨てバッグなど必要なものが揃っていたり、自動販売機にお菓子まで売っていたりと効率的ながら満足感に高いサービスが考えられているなあと思いました。 自販機にお酒類はありませんでしたが、アクアイグニスのカフェで注文しては部屋に持ち込めると案内されていました。 温泉とお食事は隣接するアクアイグニスにあり、特にロボット化とは関係しない模様でした。 その日帰りもできる温泉施設内のレストランで夕食をいただくようになっていました。 夕食の会席料理は、本格旅館とは比べてはいけませんが、日帰り温泉で美味しいものを食べるというプランでいうとまあ良かったのではないかなとは思います。 ただ、レストランについてはじめて飲み物の部屋付が出来ないと告げられたので、温泉手持ちレベルのお酒しか頼めず、部屋の案内に書いておいていてくれればと思いました。(スマホ系決済も使えませんでした。) 関空へ向かう橋の夕暮れにお酒をいただくのに、持って来た残額を考えながらというのはかなり残念でした 温浴施設は、ミストサウナと15人ぐらい並んで座れそうな大きな湯舟の内風呂とそれよりは小さめの露天風呂がありアルカリ性単純温泉だそう。お湯は普通でしたが、関西空港に離着陸する飛行機を眺めながらの入浴は旅好きに最高でした。昼間には海を行き交うボートなども見えました。 このお風呂でもっとも良いと思ったのはベビーバスが完備されていること。また、お掃除の方がそのベビーバスにお湯を組んでお手伝いをされている配慮でした。空港近くなので赤ちゃん連れの方も必要にかられて入浴することがあると思いますが、おむつの外れていない赤ちゃんもベビーバスで温浴できるようになっていました。赤ちゃんおむつ取れてるのか気になる周りの人にも、赤ちゃんをベビーバスに寝かせてゆっくりできるお母さんにも配慮されているこのサービスが日本中の温泉施設で標準化されるといいなと思いました。
とても良い
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