リオハ&ラガーディア:歴史あるブドウ畑と中世のワインセラー
バスク地方からエブロ川を渡れば、そこはスペイン最古にして最高峰のワイン産地、リオハ。名高いDOCa(特選原産地呼称)に認定されたこの地には、なだらかな丘陵地帯、古き良き石造りの街並み、そして世界に誇る名門ワイナリーが広がっています。
🍇 至高のテロワールとテイスティング
川沿いに位置する「フィンカ・バルピエドラ」は、リオハ・アルタの魅力を知るのに最適な場所です。ここはスペインのワイン格付けで最高ランクにあたる、希少な「ヴィノ・デ・パゴ(単一畑限定高級ワイン)」の称号を冠しています。石灰岩を豊富に含む岩がちな土壌が、テンプラニーリョ種に独特で複雑なミネラル感をもたらします。テイスティングツアーは20ユーロと非常にリーズナブル。敷地内の見学に加え、2種類のプレミアムワインと地元のソーセージを堪能できます。
🏛️ 建築のコントラスト
現代建築がお好きなら、近隣のワイナリー「マルケス・デ・リスカル」は必見です。ビルバオのグッゲンハイム美術館を手がけたフランク・ゲーリーによる設計で、未来的なピンクとゴールドのチタン製のリボンが、伝統的なブドウ畑の中で鮮やかなコントラストを放っています。
🏰 地下に眠る街、ラガーディア
車を少し走らせると、10世紀に築かれた中世の要塞都市ラガーディアに到着します。カンタブリア山脈が冷たい風を遮るこの街の細い路地は、すべて歩行者専用。実はこの石畳の下には、200以上もの歴史ある個人所有のワインセラーが眠っています。静かな街を散策すれば、木製の扉に刻まれたバスクの十字架(ラウブル)や、サンタ・マリア・デ・ロス・レジェス教会の庭園にひっそりと佇む「旅人に捧げる鉄の彫刻」など、興味深い発見が随所にあります。
🏔️ 絶景のパノラマ
旅의 締めくくりには、曲がりくねった山道を登り、標高1,100メートルのプエルト・デ・エレーラ展望台へ。エブロ渓谷を一望する、息を呑むような大パノラマが広がっています。
2026 旅行