クロアチア・ヴェレビト山脈|北ヴェレビトの苔むすザヴィジャン植物園と森の散策 🌿
ザヴィジャン(標高1,594m)は、北ヴェレビトの尾根に位置し、1967年に設立されたヴェレビト植物園(入園無料、300種以上の高山植物)があります。庭園の下に広がるブナとモミの混交林の縁は、見事な苔に覆われています。石垣には1cmのシノブゴケ、ロッシエ・ドム付近の湧水地には2cmのミズゴケ、ヨーロッパモミの幹には1cmのフタマタゴケが息づいています。5月の気温はわずか3度。上空にはクヴァルネル湾を舞うシロエリハゲワシ、西には霞むパグ島が望めます。国立公園の当日券は6ユーロ(クラスノ入口、カード利用可)、セニから車で約45分(レンタカー代は1日40ユーロ程度)です。
セニでレンタカーを借り(40ユーロ)、朝7時に九十九折の道を走ってザヴィジャンの気象観測所に駐車。植物園とロッシエ・ドムへ続くプレムジッチ・トレイル(3km)を歩きました。植物園の低い石垣に生えた苔は、霧氷を纏い深緑色に輝いていました。セニで買った5ユーロのブレクを頬張りながら、9時半までにアドリア海から流れ込む霧の層を眺めていると、10分間だけパグ島がくっきりと姿を見せてくれました。
反省点:7月の午前11時に出発した際、尾根は酷暑で霞もひどく、パグ島は見えませんでした。朝8時スタートが鉄則です。霧が出ていても晴れていても、このコースの主役は絶景よりも「苔」です。注意点として、クラスノ入口ではカードが使えますが、ザヴィジャン山頂付近には売店などの施設はありません。
あなたは、40ユーロのレンタカーと6ユーロの入園料を払って、セニからこの苔むした森の尾根歩きを楽しみますか?それとも植物園はパスして、プレムジッチ・トレイルを数日間かけて縦走しますか?