クルナ&バゲルハット旅行ガイド:ユネスコ世界遺産に登録された歴史的なモスクから、手つかずの自然が残るスンダルバンまで
クルナ管区はバングラデシュ南西部の玄関口であり、世界最大のマングローブ林であるシュンドルボンと、ユネスコ世界遺産に登録されているバゲルハット遺跡群を擁することで世界的に知られています。クルナ市から車で約1時間の距離にあるバゲルハットは、15世紀にスーフィーの聖者であり戦士でもあったカーン・ジャハーン・アリによって創建された、古くから伝わる聖地です。
バゲルハット:歴史的なモスクの街
バゲルハットのモスクの街は、15世紀のトゥグルク朝様式の赤レンガ建築が特徴的な、広大な考古学的遺跡群です。
シャット・ゴンブジ・マスジド(六十ドーム・モスク):バングラデシュ最大のスルタン朝時代のモスクです。「六十ドーム」という名前とは裏腹に、実際には内部を60本の石柱で支えられた81個のドームで構成されています。金曜日から水曜日は午前9時から午後5時まで、木曜日は午前9時から午前5時まで開館しています(夜間照明も利用可能です)。入場料は地元住民が約20~30BDT、外国人観光客が500BDTで、敷地内の博物館への入場料も含まれています。
カーン・ジャハーン・アリ廟:60ドーム・モスクから約1.5kmの場所に位置するこの廟は、聖人カーン・ジャハーン・アリの終焉の地です。1459年に建てられたこの廟は、壮大なドームと精緻な石彫刻が特徴です。すぐ隣には、沼ワニの生息地として有名な広大な40エーカーの池、カーン・ジャハーン・アリ・ディギがあります。この場所は24時間年中無休で、入場無料です。
その他の建築遺産:近隣には、シンガイル・マスジド(幹線道路を挟んで向かい側にある美しい単ドームのモスク)やナイン・ドーム・モスク(タクル・ディギ池の近くに位置し、壁面に精巧なテラコッタの鎖模様が施されている)などの見どころがあります。
スンダルバン:野生のマングローブ林
スンダルバンのマングローブ林は、ベンガル湾の端に広がる、川と鬱蒼とした森が織りなす神秘的な場所です。
野生生物:絶滅危惧種のベンガルトラが生息する最後の自然生息地です。また、シカ、イリエワニ、アカゲザル、そして数千種もの渡り鳥が生息しています。
カラムジャル・エコツーリズムセンター:モングラ港からの日帰り旅行に最もアクセスしやすい拠点です。マングローブ林の中を通る木製の高架遊歩道、鹿の繁殖施設、ワニの池などがあります。毎日午前9時から午後5時まで営業しています。
ヒロンポイント&コトカ:クルナ市から出発する数日間の船旅でしかアクセスできない、森の奥深くにある人里離れた野生動物保護区。野生のトラやチタルジカの群れに出会える可能性が最も高い場所です。
クルナ市内の観光スポット
クルナ市を旅行の拠点にする場合は、以下の代表的な観光スポットをぜひ訪れてみてください。
カーン・ジャハーン・アリ橋(ルプシャ・セトゥ):ルプシャ川に架かる全長1.6kmの美しい橋。夕方になると屋台が立ち並び、涼しい風が吹き抜け、活気に満ち溢れます。
ルプシャ川クルーズ:橋の近くでは、小型の地元のボートや夕食付きのクルーズ船をレンタルして、美しい夕日を眺めながらクルーズを楽しむことができます。
数日間の旅行を計画中ですか?クルナ市からの旅行プランを段階的に作成したり、スンダルバン森林の奥地へ足を延ばすための最適なボートツアーパッケージをおすすめしたりできます。