ブチェジ高原(標高2,200m以上)には、スフィンクス(人の顔の形をした浸食岩)とバベレ(「老婆...
標高2,200mを超えるブチェジ高原には、スフィンクス(人の顔の形をした浸食岩)とバベレ(「老婆たち」を意味するキノコ岩)があり、どちらもバベレ・山小屋から徒歩20分ほどの場所にあります。私は6月の朝7時に、ブステニからバベレ行きのケーブルカーに乗って登りました(片道115レウ、往復215レウ。夏季は07:30〜17:45の運行ですが、強風時は運休します)。
スフィンクスの足元やバベレの雨垂れの下には、崖の苔が自生しています。風に削られた礫岩にはシモフリゴケやイワダレゴケ、スフィンクスの「目」から水が滴る湧水地にはホウオウゴケ、そして「英雄の十字架(Heroes' Cross)」のさらに上にある高山のくぼみにはスギゴケが群生しています。日帰り客が到着する前の07:20、ブチェジ高原の苔は銀色に輝いていました。私がスフィンクスに到着した07:30には苔がひんやりと冷たく、岩の頭にはカラスがとまり、バベレのキノコ岩は朝日に照らされてピンク色に染まっていました。なお、ケーブルカーは火曜日がメンテナンスで運休です。ブステニのチケット売り場ではクレジットカードが使えますが、バベレの山小屋でコーヒーを飲むなら現金が必要です。
失敗談:10:00に登ったときは、高原は自撮り客でごった返していました。行くなら07:00のケーブルカーに乗り、朝一番の光を狙うべきです。もう一つの失敗は、トレイルランニングシューズで「英雄の十字架」まで歩いたところ、14:00に遮るもののない高原で雷雨に見舞われたことです。ブチェジの空は雷を引き寄せやすいので、正午には下山するようにしてください。さて、あなたはスフィンクスと苔が織りなす07:30の夜明けを見るためにバベレまでケーブルカーに乗りますか?それとも、ブステニから自分の足で登って高原の絶景を勝ち取りますか?