ソートゥース湖群とアルパイン・クリフ・リフェクトリー:アイダホ州に広がる花崗岩の盆地
ソートゥース湖群を巡る周回ルートは、スタンレーから南へ30分、州道75号線沿いのペティット湖トレイルヘッド(標高1,950m)からスタートします。許可証も入場料も不要(ソートゥース国有林)ですが、週末は朝8時までに駐車場が満車になってしまいます。そこで私は、アイアンクリークの分散型キャンプエリア(無料・先着順)で前泊し、朝5時50分に出発しました。アリス湖(標高2,350m)までの往復11kmのルートでは、トクサウェイ湖、ファーリー湖、インゲボルグ湖を通過します。どの湖も花崗岩の絶壁に囲まれ、先に進むごとに水温が冷たくなっていきます。「リフェクトリー(食堂)」とは、アリス湖のさらに上にある、自然が造り出した岩の円形劇場のような場所のことです。平らな一枚岩の棚が修道士の食堂のように見えることから名付けられました。私はそこで、西に連なる3,000m級の峰々を眺めながらオートミールを楽しみました。
アリス湖の盆地が開けるまで、トレイルの大部分は深い森の中にあります。水場は至る所にありますが、必ず小川の水を浄水器で濾過してください(ソートゥース山脈ではジアルジア原虫がよく見られます)。アリス湖からさらに90分かけ、アルパイン湖の登り(標高3,050m)に挑戦しました。ここはガレ場で登山道はなく、ケルン(道標の石積み)だけが頼りです。ベースとなるスタンレーの標高(1,900m)を考慮すると、8月の暑い日には3.5リットルの飲料水が必要になります。
今回の反省点:綿のTシャツを着て行ったのですが、標高2,350mで迎えた午前10時の風は冷たく、気温は11℃しかありませんでした。防寒用のフリースは必須です。もう一つの失敗は、アルパイン湖への岩場登りでスマホのGPSを過信し、沢の窪地に迷い込んでしまったことです。USGS(米国地質調査所)の地形図を事前にオフラインでダウンロードしておくことをおすすめします。さて、あなたならペティット湖→アリス湖→アルパイン湖を日帰りでハイキングしますか?それともトクサウェイ湖でテント泊をして、朝6時の鏡のように澄んだ湖面を堪能しますか?