ドイツ・バイエルンの森:ルーゼン山頂からラッヘル湖へ巡る花崗岩の巨石トレイル。
ノイシェナウを拠点に、イーゲルバス(5月〜10月の季節運行、ゲストカード提示で無料)を利用してヴァルトホイザー駐車場へ。そこから「天国の階段(ヒンメルスライター)」と呼ばれる、凍結破砕作用で砕けた花崗岩の巨石が連なる階段を1.5時間登り、標高1,373mのルーゼン山頂を目指しました。山頂は丸みを帯びた巨石が積み重なるカオスな光景で(「悪魔の手押し車」の伝説がありますが、実際には周氷河地形によるもの)、圧倒されます。その後、グローサー・ラッヘル山の麓にある圏谷湖、ラッヘル湖(1,107m)を目指して東へ下り、全長11.6km、約4.5時間の周回コースを歩きました。国立公園のルールは非常に厳格です:指定されたルート(周回コースは黄色い動物のシンボルが目印)を外れないこと、野営禁止、ラッヘル湖での遊泳禁止、犬のリード着用、トレイルでの自転車走行禁止などが定められています。山頂への立ち入りは無料ですが、麓にある「ハンス・アイゼンマン・ハウス」ビジターセンターには展示やトイレがあり、カード決済も可能です。足元はトレイルシューズで十分でしたが、ヒンメルスライターは濡れると滑りやすく捻挫の危険があるので注意が必要です。倒木をそのままにする「デッドウッド・ポリシー」のため、倒れた木は放置されています。写真撮影のために不安定な木に登るのは避けましょう。失敗談:アルプスのような大パノラマを期待していましたが、ここは広大なパノラマというよりも「原始的な森の荒野」です。あらかじめ期待値を調整しておくのが正解です。午前7時頃、霧に包まれる巨石地帯は最高に幻想的です。
議論:バイエルンの森が掲げる「自然を自然のままに」という哲学は、美しく整えられたアルプスの公園よりも魅力的に感じますか?それとも、山頂からの展望が少ないのは物足りないでしょうか?