英国オークニー諸島:スカパ・フローからイタリア人礼拝堂、チャーチル・バリアの沈没船を巡る旅
オークニー諸島に残る第二次世界大戦の記憶は、博物館の展示ケースの中ではなく、海の中や土手道の中に息づいています。私はカークウォールを拠点に自転車をレンタル(1日25ポンド、カード決済可)し、南へと向かいました。
まずはホートンにあるスカパ・フロー展望台へ。その後、1942年から44年にかけてUボートの侵入を阻むために築かれた4つの巨大なコンクリート土手道「チャーチル・バリア」沿いを進みました。現在は南の島々を結ぶA961道路の一部となっています。各バリアには停車スペースがあり、バリア3ではシュノーケリング(ドライスーツはストロムネスで40ポンドでレンタル)をして、防塞船「ブハラ」の残骸を探索しました。自沈した貨物船の船体は水深12メートルに沈み、手すりにはクジャクイソギンチャクが群生しています。ただし潮の流れが非常に強いため、初心者にはおすすめできません。
続いてラム・ホルム島にある「イタリア人礼拝堂」へ。ここは捕虜たちが2棟のニッセン兵舎を改造して造り上げたもので、ドメニコ・キョケッティによる美しいフレスコ画が施されています。入場は無料で、寄付箱が置かれています。夏季は9時から19時まで開館しています。外側の無機質な軍用コンクリートと、内部の光り輝く聖母像の鮮やかなコントラストこそが、この場所の真髄です。
アドバイス:燃料や買い出しはカークウォールで済ませましょう。南の島々にはセント・マーガレッツ・ホープに店が1軒あるだけで、支払いはカードのみです。私はシュノーケリング、バリア、礼拝堂、さらにスカラ・ブレイまで1日で回ろうとして失敗しました。夕暮れの「ゴールデンアワー」に礼拝堂と2つのバリアを訪れるくらいが丁度良いでしょう。ギルズ・ベイからセント・マーガレッツ・ホープへのフェリーは車20ポンド、徒歩8ポンドですが、私はアバディーンからの空路で入りました。
皆さんはどう考えますか?チャーチル・バリアは、単に意識せず通り過ぎるサイクリングルートとして楽しむべきか、それとも北部を代表する戦跡モニュメントとして捉えるべきでしょうか?