リトアニア・クルシュー砂州:ニダのパラボリック砂丘で眺める絶景の夕日
ニダは、世界遺産にも登録されているクルシュー砂州の南端に位置するリゾート地です。アクセスは、クライペダからフェリー(歩行者1.50〜2ユーロ、乗用車15〜20ユーロ、現金・カード可、20分間隔で運行、所要時間30分)を利用し、そこから砂州の道を北へ50kmほど進みます(国立公園への入場は無料ですが、晩春から秋の間は車両入域許可証が1日20ユーロ必要です。スミルティネのチケット売り場で購入可能)。
「パラボリック砂丘(Parabolės kopa)」はニダの中心部から徒歩約15分の場所にあります。青い目印に従って砂地を50メートルほど登ると尾根に出ます。私は7月の午後7時(日没は21時40分)、ニダ港で自転車を借り(1日10ユーロ、現金払い)、そこへ向かいました。裸足で砂丘を登ると、砂の温度は22度と心地よく、頂上に座ってバルト海を眺めました。海の色がガンメタルから変化し、雲の切れ間から200メートルの黄金の帯が現れると、砂丘の影が東側の松林の谷へと長く伸びていきました。
港の売店で買った3ユーロの「スギンティス(燻製ウナギ)」のサンドイッチも絶品でした。
よくある失敗は、砂丘の駐車場に車を止めてそこで満足してしまうこと. そこからさらに5分歩いて尾根まで行けば、その価値を実感できます。また、冬の15時以降の訪問も避けるべきです。日没は16時10分ですが、時速60kmの強風が吹き荒れます。
守るべきルール:砂丘の草地への立ち入りは禁止(罰金対象かつ浸食防止のため)、国立公園の中心部でのドローン使用は禁止されています。また、夏の尾根道は一方通行の旗が立てられています。
私的な感想ですが、ニダの砂丘は砂そのものが地平線の対をなすような、バルト海で唯一無二の夕景スポットです。海と砂丘、2つの曲線に挟まれて座り、太陽がどちらを黄金に染め上げるのかを見守る贅沢な時間が流れます。
砂丘は年に1cm移動し、夕日は毎日戻ってくる。果たしてどちらが本当に「永遠」に近いのでしょうか。