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一念碧山よく「手つかずの古城」と呼ばれますが、ここはまさに原始の姿です。古城はまだ開発途上ですが、必要なインフラはすべて整っており、宿泊、飲食、駐車も便利です。地元の家々は、白族特有の「三間一衝壁」や「四方五間」の様式を特徴としており、特に門の鴨居は精巧です。建川は木彫の町として有名なので、どの家でも窓の格子、鴨居、軒は息を呑むほどの美しさです。多くの古い建物が立ち並び、玄関先には「花園」や「歴史的建造物」と書かれた看板が掲げられていることがよくあります。住民の迷惑にならない限り、自由に中に入って中庭を散策できます。地元の人々は文学の伝統を大切にしています。明清時代には、進士(皇帝の学者)の家々の戸口には額が掲げられ、その伝統が受け継がれてきました。富裕層から庶民まで、どの家にも掛け聯(つるし)や手描きの正月画が飾られています。葬儀にも哀悼の意を表す白聯が掲げられ、古都の趣が色濃く残っています。他の古城と比べて商業化は著しく、通りに面した商店の3分の1にも満たないほどです。ネットセレブの写真に写っている「賈馬邨(かまてい)」は古城の一角にあります。かつては宿屋でしたが、なぜか閉店してしまいました。写真撮影やチェックインをするには絶好の場所です。ここはネットセレブの街ではなく、訪れる価値のある本物の古城と言えるでしょう。




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