伊奈氏屋敷跡

散歩コースにはいいけれど

　伊奈忠次を研究している人にはいいかもしれないが、看板の説明だけで整備された史跡はないので、「歴史的な史跡」を見たい人には全く期待外れになる。ただ、郷土史家によると、周囲は伊奈忠次の江戸時代以前の自然地形を利用した中世の豪族の館の作りが残っている地形があるという。忠次もそれを知っていて利用したのかもしれない。しかし、それについては看板の説明すらないので、地元の関心ある人以外には全く面白くないだろう...

屋敷跡を思わせるものは何もない

伊奈氏はこの地域(小室藩)の藩主であった氏族。現地名「伊奈町」は伊奈氏が由来となっている。 ニューシャトルの丸山駅を出て、車両基地を跨ぐ陸橋を渡ったところが伊奈氏屋敷の裏門跡。かつて存在した障子堀の形がコンクリートブロックで表現されている。 そこから10分弱歩いたところに伊奈氏屋敷跡の石碑と案内板が立てられているが、原市沼に向かって空き地が広がるのみ。周囲も田畑や民家があるだけで、かつて存...

歴史に詳しい人向け

江戸時代は徳川家康の時代の伊奈忠次の屋敷の跡地です。伊奈氏の歴史とかわかりますが、よほどの歴史に詳しい人向けの場所かなあと思いました。

歴史・城マニア向け

約400年前、徳川家康の命を受けた伊奈氏が陣屋を構えた跡地です。砦などの建築物は残っておらず、小さな看板以外には何もない草原があるだけなので、相当の歴史・城マニアの人でなければ興味がわかないと思います。発掘作業中のため、あちこちブルーシートが広げられています。

超歴史好き専用

観光地としてはかなり辛いです。伊奈氏の歴史や屋敷跡の解説をした看板などは整備されていますが、土塁や環濠の極々一部が残っているだけで、「超」の付く歴史好きでないと楽しめないと感じました。また、周辺には駐車場などがなく、私有地がほとんどなどで、近隣の埼玉高速鉄道・丸山駅から徒歩で訪問するのが無難でしょう。ただし、場所は狭く曲がった道を進むことになり分かり難いロケーションでした。