古河藩家老･鷹見泉石記念館

茅葺の武家屋敷

古河駅から徒歩15分。古河歴史博物館と道を挟んだ反対側にある。入館無料。 1633年に古河城主・土井利勝が古河城の三階櫓を造った時の残り材を使用して建てた茅葺の武家屋敷。鷹見泉石は最晩年をこの家で送っている。敷地奥には古賀出身の女流南画家・奥原晴湖の画室「繍水草堂」が熊谷から移築・復元されている。この2つの建物は庭から室内を見学する形となるが、有料で部屋の貸し出しを行っているようである。

TBSテレビ『天皇の料理番』（平成27年）のロケ地でもあります♪

庭には、楓樹（Liquidamber formosana, Hance; 英名 sweet gum） の木がありますが、日本には自生しないそうです。 日本には、徳川吉宗が輸入し、 日光東照宮奥院や吹上御所に植えさせたそうです。 現存する古木の楓樹は、皇居（旧江戸城）・寛永寺など、わずかです。 鷹見家の楓樹は、あまり例を見ない珍しいもので、 古河市天然記念物に指定されています。

よく手入れされている旧家

旧・日光街道をランニングで旅していた際に通りかかりました。立派な門は瓦造り、中の旧家は茅葺と趣があります。庭を含めよく手入れされています。ちょうどひな祭りの時期と前後したためか雛人形が飾られていました。

鷹見泉石が最晩年を送った家

渡辺崋山の国宝『鷹見泉石像』で有名な鷹見泉石の邸宅です。きれいに保存されていますので、向にある古河歴史博物館などと一緒に観光すると良いでしょう。

良く保存された記念館

多くの記念館が、本当によく保存されており、市は、これらの寄付されたものを、大事に後世に伝えていると思いました。 素晴らしいことです