鷹島町埋蔵文化財センター

修復中の遺物を見ることができます。

海中から引き上げられた遺物を展示してあります。同時に別棟には修復中の船の一部を見ることができます。 碇の大きさなどから当時のモンゴル帝国の凄さを感じることができます。この海域にはまだたくさんの遺物があり、水中考古学の発展とともにさらなる発見が期待できるところです。 ただし、全国的にでしょうがここのような歴史的価値のある資料館などが少し廃れた感じになっており寂しい感じもしました。

海中遺跡の保存過程をみることができました

隣にある歴史民族資料館といっしょに見学することができました。決まりとして最初に歴史民族資料館に行き、入場券を購入してそちらを見学してからここに来るようになっていました。こういう水中考古学で発見された海中から発掘の資料の保存の過程がみれ興味深いものがありました。モンゴル船の碇の大きさには驚かされました。

遺物の保存処理過程を見学できる

鷹島町歴史民俗資料館に併設されていて、入館料は共通です。鷹島海底遺跡から引き上げられた遺物、とくに木材の保存処理工程を見学することができます。塩抜きから薬剤を染みこませて乾燥するまで、十数年以上かかるという気の遠くなる過程です。保存処理済みの碇の木材部分や、投石機のレプリカも展示されています。学芸員の方が丁寧に説明してくれます。

鷹島海底遺跡から引き上げられた元軍沈没船の木材が保存処理中

鷹島町歴史民俗資料館と併設で、あわせて見学できます。鷹島海底遺跡から引き上げられた元軍沈没船や碇の木材が展示されています。多くが機材やプールの中で保存処理中でその状態を実際にみることができるようになっています。また、カタパルト（投石機）の再現品も置いてあります。ボランティア・スタッフの方にお願いしたら保存行程について説明してもらえると思います。