備中松山城御根小屋跡

これまでも、そしてこれからも、桜が学生を見守ってくれます

説明書などが高校の門前に有ります。それよりも心に刻まれた風景は線路をまたぐ桜道です。海と平地で違いますが鎌倉高校に進む道、電車が過ぎたら思いの人が立っていた映画、いろいろと脳裏に浮かびます。寺社仏閣や城と併せた桜の風景も良いですが、学校と桜も似合います。

カッコいい学校

乗合いタクシーで武家屋敷入口で降ろしてもらい、武家屋敷を見ずにこちらへ直行。 理由はタクシーに乗っている時におそらくこちらの学校に通っていると思われる学生さんが深々とお辞儀をして挨拶してくれたこと。 お城にも説明書きがあり気になっていたので訪れました。石垣に沿って歩いて行くと目の前に線路。 後ろに看板があり、とてもわかりやすかったです。

今は高等学校になっていましたよ

廃藩置県で解体されていて、屋敷建物が有るわけでもないので何処か分からず迷いましたが、石垣と階段で分かりました。

藩主の館跡

備中松山城は山城で、道路が整備された今でさえ、登るにはけっこう大変です。そんな訳で藩主は城下のこちらに館を構えていたようで、今でも石垣が残っていて、往時をしのばせます。

今も残る石垣や階段

明治時代の廃城令で、建物は壊され、現在は高梁高校になっていますが、石垣や階段がそのまま残っているのが、見どころです。なかなかりっぱでした。武家屋敷通りからも近いので、行ってみてはいかがでしょう。