水戸浪士の墓

幕末の悲劇の一つ

2021年の大河ドラマ『青天を衝け』の中でも少しだけ触れられていた天狗党の乱の結末。頼りにしていた一橋慶喜に見放される形で最後を迎えた水戸浪士が葬られています。幕末にいくつも起きた悲劇が敦賀にもあるのだと改めて感慨深い気持ちになりました。

水戸から若狭まで良く来たものだ。

水戸藩士は、大勢の命を失い、明治維新で活躍出来なかった。それがこの地。降伏した380名を処刑してしまった石碑が物悲しい。

３８０人もの水戸浪士が祭られるお墓

尊皇攘夷をねらった水戸藩の浪士３８０人も殺害され、祭られたお墓です。お墓には音声案内ボタンもあり、当時の歴史を学ぶことができました。隣接する公民館の駐車場が便利でした。とても大きな墓石であり、当時の地元の方々が大切に浪士のご遺体を扱ったことが想像されます。このことから水戸藩（茨城県）とは今でも友好都市となるきっかけとなったとか。

京を目指した水戸浪士たちの墓

幕末に勃発した天狗党の乱にて、京を目指して進んできた水戸浪士たちが、この敦賀にて降伏し、処刑されました。その水戸浪士の墓です。敦賀市内中心部から気比松原へ向かう途中にありました。

幕末の悲劇

水戸天狗党のお墓です。 同じ敷地内に天狗党を監禁していた鰊蔵が移設されており、資料が展示されています。 茨城の方は、これを見て悲惨な最期に涙なくては見ていられないとのことでした。 丁寧に供養した歴史から敦賀市と水戸市は姉妹都市になったとか。