八雲町 木彫り熊資料館

たった一人の木彫り熊を愛する町職員による素晴らしい資料館

木彫り熊そのものの展示のほか、北海道で木彫り熊が作られるようになった歴史や、作家の来歴や作風の変化などがわかる展示になっている。広くはないが、とても見応えのある展示。たった一人の職員さんが、木彫り熊を好きだという気持ちでこんなに素晴らしい展示を作ったなんて信じられない。

小さな施設

町営の郷土博物館と同じ建物にあります。 大小様々な熊の木彫りが展示されていて、工芸が盛んだった頃の歴史が学べます。

既出ですが郷土資料館とともにあります

木彫りの熊の起源については諸説あるようですが、スイスから持ち帰った土産物の木彫りの熊をモデルに八雲で初めてつくられたとのこと。その小さな熊もモデルとともに展示してあります。駐車場もあります。

熊の木彫りと土地の文化を学ぶ

木彫りの熊の展示も去ることながら、剥製による北海道独特の動物の展示、アイヌや開拓民の暮らしの道具、民芸品の展示と小さいながらも盛りだくさんで存外楽しめました。木彫りもいいですが、入り口ロビーにあるヒグマの剥製がとても迫力があります。 ２階では木彫り教室も開催されています。歴史と文化を学ぶ、子供から大人まで十分楽しめる施設です。

木彫り熊の二大ルーツといわれているのは、八雲と旭川とのこと

北海道木彫り熊発祥の地で八雲町です。八雲町郷土資料館と八雲町木彫り熊資料館 が併設しています。八雲町木彫り熊資料館」もあり、大正から昭和初期に八雲町に一大ブームを起こした木彫り熊製作の歴史が詰まっています。たくさんの木彫り熊を通して、八雲町の木彫り熊の特徴や盛衰に楽しく触れられるのが特徴。代表的な北海道土産である木彫り熊の二大ルーツといわれているのは、八雲と旭川だそうですが、八雲の木彫り熊は非常に...