全国おすすめの初詣スポット15選！マナーや社寺の選び方を紹介

おすすめの初詣スポット15選

北海道神宮は開拓三神と明治天皇の四柱が祀られており、仕事運や勝負運を高めたい方にとっては理想的なスポットです。北海道屈指のパワースポットとして金運上昇や商売繁盛、縁結び、家内安全など多岐にわたるご利益が期待できます。また、隣接する円山公園では天然記念物の原始林が広がり、札幌の自然を満喫できる穴場スポットとしても知られています。

仙台東照宮は江戸幕府初代将軍徳川家康を祀る神社です。国の重要文化財に指定されている唐門、本殿、鳥居など4つの建物が、その格式高さを物語っています。この神社では開運厄除や家内安全、学業成就、商売繁盛などさまざまなご利益が期待でき、地元の信仰を集めています。

引用：https://morioka8man.jp/yuisyo/

盛岡八幡宮は品陀和気命（第15代応神天皇）が祀られており、農業や工業、商業、学問、衣食住など人間生活の根源を司る神として、昔から地域の人々に多大なる崇敬を集めてきました。

神田神社は江戸時代の「江戸総鎮守」として、将軍から一般の庶民まで江戸のすべてを守護していた由緒正しい神社です。その歴史は1,300年に及び、縁結び・国土経営・夫婦和合の神様である大己貴命、商売繁昌・医薬健康・開運招福の神様である少彦名命、そして除災厄除の神様である平将門命の3柱を祀っています。

浅草寺は東京最古の寺で、霊験あらたかなお寺として知られて、国内外問わず絶大な人気を誇ります。境内には様々なお堂が点在し、それぞれ異なるご利益が期待できます。

例えば縁結びを願うなら「久米平内堂」、病気平癒を願うなら「薬師堂・淡島堂」や本堂手前の「常香炉」、商売繁盛を望むなら「銭塚地蔵堂」、芸事上達を願うなら「弁天堂・鎮護堂」。日本の伝統と信仰が交錯するこの場所なら、心身ともにリフレッシュできること間違いなしです。

川越氷川神社は川越の誇りとも言える総鎮守、立派な本殿には江戸彫りと呼ばれる繊細な彫刻が施され、県の重要文化財にも指定されています。この神社は縁結びのパワースポットとして知られ、素盞鳴尊、奇稲田姫命、大己貴命、脚摩乳命、手摩乳命の5柱の神々が祀られ、家族円満、夫婦円満、そして縁結びのご利益が期待できます。

千代保稲荷神社は「おちょぼさん」という愛称で親しまれ、大祖大神、稲荷大神、祖神の3柱が祀られています。商売繁盛や家内安全を願う参拝者にとって、この神社は心身ともに安らぎをもたらす場となっています。毎年元旦には開運箸が配布され、多くの人々が商売繁盛を祈願しに足を運びます。

千光寺は標高140mの大宝山の中腹に佇み、尾道港を一望できる絶好のロケーションに位置しています。千手観世音菩薩は昔から「火伏せの観音」として知られ、火難を除ける霊験があります。現在では諸願成就の観音様として、多くの信者がお詣りに訪れています。初日の出を拝むこともできるので、家族連れや多くの人々が初詣に訪れています。

最上稲荷山妙教寺は通称「最上稲荷」で、神仏習合の形態が許された貴重な霊地です。日本三大稲荷の一つにも数えられ、家内安全や商売繁盛、開運などさまざまなご利益があると信じられており、県内屈指の参拝スポットとして親しまれています。

住吉大社は全国の住吉神社の総本社として、日本を代表する神社として知られています。古くは摂津国の「一之宮」であり、多くの参拝者がここで人生の節目を語り、悠久の時とともにさまざまな想いを刻む場所となっています。地元の大阪では「すみよっさん」とも呼ばれ、「初詣といえば、すみよっさんや」と言われるほど名高いです。

貴船神社は京都の奥座敷と呼ばれ、貴船山と鞍馬山に挟まれた谷合に佇む神秘的な神社です。ご祭神のタカオカミノカミとクラオカミノカミは、降雨と止雨を司る龍神様であり、清らかな水は万物の根源であるとされます。そのため、運気隆昌や縁結び、諸願成就など多岐にわたるご利益が期待できます。

春日大社は全国の春日神社の総本社で、世界遺産にも登録されています。全国唯一のご夫婦の大國様を祀っていることから、夫婦円満と縁結びを願う多くの人々が訪れます。原始林に囲まれ、鮮やかな朱塗りの社殿が佇む境内は古代から神聖視されてきた場所です。

太宰府天満宮は学問と文化芸術の神様である菅原道真公（天神さま）を崇め、受験合格や厄除け、人生に関わるさまざまな祈願祭を行う聖地です。境内にそびえる大樟は樹高39m、幹回り20mもの巨木で、天然記念物に指定されています。境内を彩る自然の一部として圧巻の存在感を放ち、訪れる人々に癒しと感動をもたらしています。

波上宮は琉球八社の一つとして称され、地元では「なんみんさん」や「なんみん」と親しまれています。那覇港を一望できる高台に鎮座し、琉球国一之宮としての格式を誇ります。大晦日の夜には参拝待ちの長蛇の列ができ、その熱気に包まれる瞬間もまた印象深いものとなるでしょう。

引用：https://traveler-okinawa.com/2020/08/03/shuri-kannondo/

首里観音堂は臨済宗妙心寺派に属する寺院で、沖縄随一の観音信仰の聖地とされています。琉球王朝時代に佐敷王子が薩摩に人質として連れて行かれた際に、父の尚久王が息子の帰還を誓願し、息子の無事帰国から建てられました。ご本尊は千手観音菩薩で、「子どもの守り神様」として信仰されています。

初詣の慣習として、元日または三が日のお参りは一般的ですが、この期間に行けなかった場合は松の内を狙いましょう。松の内とは門松を飾る期間で、年神様がいらっしゃる期間と言われています。関東地方では元旦から7日まで、京都や滋賀では15日の小正月までです。

ただし、忙しい仕事や様々な事情で初詣に行けなかった場合でも心配はいりません。仕事が一巡した後に、ゆっくりと神社に足を運ぶのもいいでしょう。また、節分の翌日である2月4日の立春前に参拝すると、春の始まりに神様への挨拶もできます。

神社やお寺の数々の中から、どこにお参りするかを選ぶのは悩ましいものです。信仰心は個人の自由なものであり、どこに行くかはあなた次第。しかし、迷ったときには以下のポイントを参考にしてみてください。

住み慣れた地域や家族が大切にする場所で、新しい年の始まりを祝いましょう。ここでのお参りは、地元の安寧や家族の絆を感じることができるでしょう。

古くから受け継がれてきた「恵方参り」の習慣に従い、節分の時と同じ方角に位置する社寺で新しい年に幸運を呼び込んでみましょう。なお、2024年の恵方は「東北東やや東」です。

神社やお寺によっては商売繁盛、合格祈願、恋愛成就など、それぞれ異なるご利益が授かれるとされています。ご自身の願いにぴったりの社寺なら、より効果的なお参りができるでしょう。

初詣では神社とお寺で参道の歩き方が異なります。神社では中央を避け、左右の端を通りましょう。お寺では中央を歩いても問題ありませんが、仁王像がある場合は静かに手を合わせてご挨拶しましょう。

参道で神職や僧侶の方とすれ違った際は、道を譲り、脇に寄り頭を下げて通り過ぎるのを待ちましょう。礼儀正しく、穏やかな態度で臨むことが、初詣の良い思い出となります。

願い事をする前に、まず感謝の気持ちを述べましょう。願いの数や内容に制限はありませんが、欲張らないことがマナー。願いごとを一つずつ心を込めて伝えるのが重要です。

おみくじは本殿に参拝した後に引くのがマナーです。悪い運勢が出た場合は樹木を避け、神社が指定した場所に結ぶのが望ましい。持ち帰る時は神棚に上げるか、財布の中に入れるのがよい。

神社でいただいた福を逃さずに持ち帰るためにも、初詣の帰りは寄り道をせずに自宅に帰りましょう。どこにも寄らずに帰ることによって、神聖な瞬間を大切にし、福をしっかりと胸に抱えることができます。

全国各地に広がる初詣スポットは、それぞれの地域ならではの風情や歴史を感じさせてくれます。神聖なひと時を過ごすために、ぜひご自身に合った場所を見つけてみてください。

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