ケーブルカーの駅につながっている、標高2400mの高さにあるこのホテルは、特別な料理と冬山ハイキングを思う存分楽しめますし、ホテルスタッフの方たちはとても親切なので、お勧めです。 ここは、もともとロッククライマー用の宿だったので、ベットルームはやや狭いですが、その分、収納棚が非常に大きくて機能的なので、トランクの中身を初日に出してしまえば、不便さはないです。部屋全体が床暖房で、バスルームは広く、バスルームの棚も多くて便利です。部屋に書き物机はありませんが、大きなラウンジ、会議室があり、そこで集中して作業ができます(3日間、私以外誰も使っていませんでした)。 ホテル周辺には、4~5時間ハイキングできるようなコースが複数整備されています。スノーブーツだけで行けるコースも複数ありますが、雪靴(日本語の「かんじき」のようなもの)とストックをホテルで無料で借りて、雪靴用のコースも楽しむことができます。 食事は、鹿肉やスズキなどの焼き加減、柔らかさが抜群です。ソースも、赤ワインソース、ペッパーソースのみならず、味噌クリームソースなど、和のテイストを採り入れたものもありますし、付け合せも、ケール、菊芋、さつまいもなど、新鮮な組み合わせのものが多いです。手打ちうどん(照り焼き味で、ちょっと甘いですが)もあります。スタッフの方のお勧めに従って注文した地元産のビール、ワイン、蒸留酒(Grappaがお勧め)も格別で、ついついたくさん飲んでしまいました。