下関温泉 風の海の口コミ・レビュー・評判

8月27日(日)から1泊、最上階5Fのエコノミーツイン508号室に滞在しました。 海にとても近い立地で、まるでクルーズ船に乗っているようなインフィニティ感を感じながら滞在できるのが、この宿最大の魅力だと思います。 　 [良かった点] ・間近に海を眺められ、関門海峡の島々や、海峡を行き交う船舶が、まるで絵画のような美しさで、時間とともに移り変わる景色は見ていて飽きません。 ・眼前に海を眺める客室の温泉は、海峡をひとりじめしたかのようなインフィニティ感を感じられます。 ・館内、客室内ともに、とても上品な高級感があり、特に客室内はダークな木目調なデザインで、とても落ち着きがありました。また室内の扉はすべて引戸、バルコニーの床はラバー等、かなり高齢者を意識した造りになっていました。 ・最上階であったため、天井が角錐状になっていて高さがあり、圧迫感を全く感じませんでした。 [不満だった点] • 料理の量が今まで泊まった宿に比べて、圧倒的に少ないと感じました。ちなみに私たちは60代夫婦ですが、通常メニューでも物足りなさを感じました。 • 夕食のクオリティが今ひとつだと思います。目玉の"ふく刺"はなかなかのクオリティでしたが、意味不明な肉料理にはがっかりで、ローストビーフを鉄板の上で焼いて食べるという代物で、もともと質のあまり良くないローストビーフが、焼くことにより、益々不味くなるというセンスのなさにはうんざりしました。 • 運営会社"タナカホテルグループ"の"せこさ"が際立っていまた。 例を挙げると、夕食の物足りなさに思わずご飯をおかわりし、ご飯のお供がないため、漬物のおかわりをお願いしたところ、5分以上待たされた挙句「有料になります」という返事や、客室の冷蔵庫「アルコール以外は無料でどうぞ」と言われたので、冷蔵庫を見てみると、中に入っていたアルコール飲料は"キリン一番搾り"缶が2本のみ。普通このような説明をされると、ワインやシャンパン、せめてクラフトビールが有料で置いてあるのを想像しますよね！ [全体的な印象］ 関門海峡を間近に感じながら、絵画のように美しい景色を独占すると意味では、素晴らしい宿だと思いますが、どことなく高級老人ホームを連想させる設備と田舎くさいサービスを感じた滞在でした。