東京の千匹の猫の寺院と世田谷の散策ルート
この寺院に立ち寄り、写真を数枚撮るつもりでした。しかし、1時間後に外に出たとき、私たちは静かに立ち尽くしていました。
言葉が出なかったのは、話すことがなかったからではありません。目にしたものが言葉では表現できないほどだったからです。
宿泊先:静かな東京の拠点
多くの観光客は渋谷、新宿、浅草に向かいますが、私たちは意図的に世田谷区を選びました。ここは東京の住民が暮らす場所で、渋谷まで電車で5分、夜は静かで観光バスもありません。
この選択は正解でした。
ザ・ビー三軒茶屋 (The B Sangenjaya)
住所: 東京都世田谷区太子堂2-17-9 154-0001
最寄り駅: 三軒茶屋駅 (東急田園都市線) 徒歩2分
旅行前に口コミを読んだ際、「地元の人のように暮らせる」というフレーズが何度も繰り返されていました。それこそが私たちが求めていたものです。
三軒茶屋は渋谷に近く、活気があるため東京の住民に人気のエリアです。旅行者にとっても理想的な場所で、昼間はレストランやショップが多く、夜は静かで快適に眠れます。
宿泊客はホテルの立地を高く評価しています。渋谷まで東急田園都市線で2駅、わずか5分。明治神宮までは電車で10分です。
特に感動したのは朝食です。契約農家からの野菜、特製の人参とゴマのドレッシング、厳選された米、味噌汁、魚。そしてコーヒーは三軒茶屋の地元焙煎所「Obscura Coffee Roasters」から提供されます。
これはホテルの朝食ではなく、東京の朝食です。
宿泊客は特にスタッフを評価しており、多言語対応で24時間営業。リピーターが多く、他のホテルよりも常連客の割合が高いです。
ライフハック: ホテルから徒歩9分の場所に太子堂八幡神社があり、三軒茶屋の最高の居酒屋バーにも徒歩でアクセス可能です。これらは東京の本物の路地裏の食文化を体験できる場所です。
2026年4月の料金: スタンダードダブルルーム ¥11,800〜18,000 (約$77〜117) / 泊
ホテルルートイン東京阿佐ヶ谷 (Hotel Route-Inn Tokyo Asagaya)
住所: 東京都杉並区南阿佐ヶ谷1-6-1 166-0004
最寄り駅: 南阿佐ヶ谷駅 (丸ノ内線) 徒歩2分
The Bが雰囲気重視なら、Route-Innは実用性重視です。日本のビジネスホテルチェーンで、何度も日本を訪れる人々に知られています。
ホテルの近くにはセブンイレブンがあり、周囲にはレストランが多数。部屋はコンパクトで清潔です。
無料の朝食ビュッフェ、大浴場(銭湯スタイル)、駐車場、WOWOWテレビが部屋に完備されています。
重要な情報: 宿泊客はフロントを高く評価しており、スタッフは丁寧でリクエストに応じてくれます。周囲は静かなエリアで、快適に眠れます。
正直な欠点: 壁が薄く、隣の部屋の音が聞こえることがあります。また、ホテルの前に消防署があり、夜間に目が覚めることも。ファサードから離れた部屋をリクエストしてください。
2026年4月の料金: ¥8,500〜13,000 / 泊 (桜の季節の東京で最も予算に優しい選択肢の一つ)
静かな東京を巡る3つのスポット
この日は特に計画を立てず、朝に一つの寺院を訪れた後、夕方まで戻りませんでした。
1. 豪徳寺 (Gotokuji Temple)
住所: 東京都世田谷区豪徳寺2丁目24-7 155-0033
最寄り駅: 豪徳寺駅 (小田急線) 徒歩10分 / 宮の坂駅 (東急世田谷線) 徒歩5分
入場料: 無料
営業時間: 毎日6:00〜17:00 (事務所: 8:00〜15:00)
インターネットで見た写真で何が待っているか知っているつもりでした。しかし、現実は違いました。
静かな仏教寺院に入ると、古い木造建築、茂った木々、線香の香りが漂います。猫の姿は見えません。そして、角を曲がると突然現れるのです。何百もの白い招き猫のフィギュアが列を成して並んでいます。小さなものから大きなものまで、新しいものもあれば時を経たものも。静かで無限のように感じられる光景です。
この場所は招き猫の発祥地とされています。伝説によれば、17世紀にタマという猫が貧しい寺院に住んでいました。ある日、藩主の井伊直孝が通りかかり、猫が片手を挙げて彼を招くような仕草をしました。藩主は立ち止まり寺院に入ると、その直後に外で雷が落ち、彼が立っていた場所に直撃しました。猫は彼の命を救ったのです。
豪徳寺の猫は右手を挙げており、これは金運や商売繁盛を意味します。そして、どの猫も手が空いています。猫は幸運を与えるのではなく、可能性を開くだけです。それを活かすかどうかはあなた次第です。
これは私たちが聞いた中で最も日本的な哲学かもしれません。
知られていない秘密:
三層の塔には彫刻された6匹の猫が隠されています。すべて見つければ、確実に幸運が訪れるでしょう。また、1層目のネズミの隣には、ネズミが猫に硬貨を渡す場面が彫られています。
早朝8:30頃に訪れると、混雑がなく、ただ立ち尽くして眺めることができます。4月には桜や梅の木が咲き誇ります。
境内ではおみくじを購入できます。スタッフが英語で説明してくれます。良い運勢は持ち帰り、悪い運勢は木の枝に結びつけて不運を置いていきます。
招き猫の記念品: フィギュアは外の自動販売機で購入できます。レシートを持って窓口に行きます。最小サイズは約¥300。サイズは運勢に影響しません。私たちは中サイズを購入しました。今でも家に飾っています。
旅の秘密: 猫のトラム
世田谷線には招き猫トラム「幸福の招き猫電車」が運行しています。車内には猫の手すり、床には猫の足跡、壁には猫の絵が描かれています。これは通常の市内電車であり、アトラクションではありません。しかし、この電車に乗るのは純粋な幸運です。路線全体で1編成しかありません。乗れたら、東京で最高の写真が撮れるでしょう。
2. 等々力渓谷 / 等々力不動尊 (Todoroki Valley / Todoroki Fudoson Temple)
住所: 東京都世田谷区等々力1丁目22 158-0082
最寄り駅: 等々力駅 (東急大井町線) 徒歩3分
入場料: 無料
⚠️重要な最新情報: 2023年9月から倒木の影響で主要な渓谷の道が閉鎖されており、一部の道は現在も閉鎖されています。しかし、等々力不動尊寺院の南側入口から渓谷に入ることは可能です。
私たちはこの情報を知りながら訪れましたが、後悔はありませんでした。
等々力渓谷は東京23区内で唯一の自然渓谷です。矢沢川が柔らかい武蔵野ロームを削り取って形成されました。階段を下りると、まるで都市から消えたかのような感覚になります。木々が頭上でトンネルを作り、気温が数度下がります。都市の音は消え、水と鳥の音だけが聞こえます。
平日に訪れると、ほとんど一人きりの状態になります。聞こえるのは鳥のさえずりと川のせせらぎだけ。1400万人が住む都市では信じられない体験です。
道の終わりには、渓谷を見下ろす木製の展望台がある等々力不動尊寺院があります。約900年の歴史を持つ寺院です。近くには仏教僧が水中で瞑想していた不動の滝があります。
その後、水辺にある伝統的な茶屋「雪月花」で葛餅と抹茶を楽しむことができます。4月には水辺に桜が咲きます。
アドバイス: 等々力の後は自由が丘に立ち寄ってください。電車で3駅の距離です。ヨーロッパ風のパティスリーが並ぶエリアで、東京では珍しい魅力的な狭い路地があります。
3. 三軒茶屋 (Sangenjaya) — 本物の東京が息づく街
最寄り駅: 三軒茶屋駅 (田園都市線、渋谷から2駅)
ここは私たちのホテルがある場所であり、世田谷が単なる住宅街ではないことを実感した場所です。
三軒茶屋にはガイドブックに載っているような大きな観光名所はありません。しかし、以下のような魅力があります。
三角地帯 (Sankaku Chitai): 居酒屋、カフェ、小さなバーが並ぶ迷路のような狭い路地。地元の人々が仕事帰りに訪れる場所で、観光客はほとんどいません。私たちは「20分だけ」と思って入ったのに、3時間も過ごしてしまいました。
世田谷パブリックシアター (Setagaya Public Theatre): 東京都世田谷区太子堂4-1-1 — 東京で最高の現代劇場の一つ。英語や字幕付きの季節公演もあります。
下北沢 (Shimokitazawa): 小田急線で5〜7分。ヴィンテージショップ、ライブ音楽、狭い中庭にあるカフェが特徴のボヘミアンな街。観光バスがなく、東京の若者文化が息づいています。
駒沢オリンピック公園 (Komazawa Olympic Park): 東京都世田谷区駒沢公園1-1 — ホテルThe Bから2.9km。1964年のオリンピックのために作られた公園で、ランニングコースやサイクリングコースがあります。4月には桜が並ぶ道が楽しめます。無料で利用可能。朝のランニングは東京での最高の思い出の一つです。
世田谷でさらに楽しむために — もっと知りたい人へ
世田谷ボロ市 (Setagaya Boroichi Market): 日本で最も古い市場の一つで、1578年から続いています。12月と1月に開催されますが、エリア内のフリーマーケットは年間を通じて開催されています。アンティーク、キッチン用品、レコードなどが並びます。
三鷹の森ジブリ美術館 (Ghibli Museum): 東京都三鷹市下連雀1-1-83 — 三軒茶屋から30分。世田谷近くの人気観光スポット。チケットはオンラインでのみ購入可能で、1ヶ月前から日本のサイトまたはローソンなどの国際サイトで予約できます。早めに予約してください。
用賀 / 二子玉川エリア (Yoga / Futakotamagawa area): 電車で15分。多摩川、公園、商店街があり、週末の散歩に最適です。
2026年4月の旅行費用 (日本円 ¥)
為替レート: 1 JPY = 0.044 CNY / 100 JPY ≈ 4.37 CNY
2人分の宿泊費 (7泊、2026年4月):
ホテル
1泊の料金 (JPY)
1泊の料金 (CNY ¥)
7泊の料金 (CNY ¥)
The B Sangenjaya — スタンダード
¥11,800〜18,000
約¥520〜790
約¥3,640〜5,530
Hotel Route-Inn Asagaya — スタンダード
¥8,500〜13,000
約¥373〜571
約¥2,611〜3,997
2人分のルートと費用 (7日間):
項目
JPY
CNY ¥
豪徳寺 — 入場料
¥0
¥0
招き猫の記念品 × 2 (中サイズ)
¥2,000
約¥88
等々力不動尊 — 入場料
¥0
¥0
茶屋「雪月花」× 2
¥1,200
約¥53
世田谷線猫電車 (運が良ければ)
¥160
約¥7
交通費 (Suica × 2, 7日間)
¥14,000
約¥615
食事 — 居酒屋やカフェ × 7日間
¥63,000
約¥2,766
ホテルの朝食 × 2 × 7
¥0 (Route-Inn — 無料) / ¥21,000 (The B)
¥0 / 約¥922
羽田シャトル往復 × 2
¥5,600
約¥245
2人分の合計 (7泊):
— Route-Innの場合: 約¥235,000〜295,000 JPY = 約¥10,330〜12,960 CNY
— The B Sangenjayaの場合: 約¥290,000〜380,000 JPY = 約¥12,740〜16,700 CNY
私たちは家に戻り、白い招き猫を棚に置きました。
時々その猫を見つめながら、思い出します。