薬には君臣千変化があり、医者には貧富の区別なく同じ心がある

「北京園博園：石家荘園」とも呼ばれる「杏林文化苑」は、園博園の現代展示園に位置している。「杏林」という言葉は、三国時代の医者である董奉が死を救い傷を癒した逸話に由来している。石家荘園は、建築や景観を強調せず、中薬を背景に全体のレイアウトを行い、祖国の伝統的な中医薬文化を弘揚することに特化した展示園である。展示園内では、青煉瓦や模造古石板を使用して、古風な医薬文化の雰囲気を醸し出している。石家荘園は河北の民家の形式を採用した「水岸の人家」を建造し、石臼、紡ぎ車、穀物倉などの細部に河北の民俗の濃厚な雰囲気を漂わせている。