世界三大五鳳楼の一つ

世界三大五鳳楼は、北京の紫禁城の午門、日本の京都の平等院、そして山西省長治市の五鳳楼です。 山西省長治市の五鳳楼は、歴史、文化、芸術が一体となった古建築の宝物です。 建設年代： 諸説あり、一説では宋代に建てられ、明の万暦年間と清の乾隆年間に修復されたとされています。別の説では、明の永楽年間に建てられ、後に清の雍正4年（1726年）に再建されたとされています。 ⛺【住所】：山西省長治市上党区南宋郷南宋村の玉皇観内 🕘【開館時間】： 08：00——19:00 💴【入場料】： 15元/人（現地購入） 🚌【アクセス】：タクシー、自家用車、または公共交通機関（公共交通機関の場合、上党区で206路または211路バスに乗車） 🕘【観光所要時間】：0.5——1時間 ⛺【建築の見どころ】： 1、ニレの梁： 五鳳楼内には、長さ約7.4メートル、太さ約50〜54センチのニレの梁があります。このような材料は珍しく、世界中で五鳳楼だけがこれほど太いニレの木を梁として使用しています。 2、桑の木の階段： 一本の太い桑の木に15段の階段が刻まれており、一本の桑の木の主幹から彫り出されています。長さは7メートル以上あり、年輪から推定すると、この木は樹齢500年以上で、非常に珍しいものです。以前はこの階段で楼上に上がっていましたが、現在は新しい階段が設置され、観光客も登ることができます。 3、八卦藻井： 献殿と五鳳楼の天井には、純木製の八卦藻井（装飾天井）があり、八卦の形をしており、非常に精巧です。 4、継ぎ梁： 献亭の上部にある横梁は、2本の木材を組み合わせて作られています。この設計は古代建築では珍しく、未解明の謎の一つとなっています。 5、七拱十三踩： 霊霄宝殿の軒には、七拱十三踩（7つのアーチと13段の斗栱）の形式が採用されています。これは古代建築の中で最高位の規制であり、北京の紫禁城の太和殿の九踩（9段の斗栱）を超えているとも言われています。