プチプタラ宮

プトゥゾンセン寺は、乾隆32年（1767年）3月に建設が始まり、乾隆36年（1771年）8月に完成しました。これは、清の乾隆皇帝が自身の60歳の誕生日と崇慶皇太后の80歳の誕生日を祝うために、チベットのプタラ宮を模して建設した仏教寺院です。「プトゥゾンセン」（借訳）と「プタラ」（音訳）は同じ源を持ち、「観音の聖地」を意味します。これは、承徳の外八寺の中で最大の建築群です。 入場料：大人80元、半額券40元、スミフクジュ寺（別名「パンチェン行宮」）の入場券を含む、無料のシャトルバスが往復します。 スミフクジュ寺、別名「パンチェン行宮」は、乾隆45年（1780年）に建設され、プチプタラ宮より数年遅れています。これは、乾隆皇帝が6世パンチェンを迎えるため、チベットのシガツェのパンチェンの住居、タシルンポ寺を模して建設したもので、プトゥゾンセン寺の東側に位置しています。