重庆の隅々を歩く｜人民公園を散策

重庆人民公園 公園は中央公園旧址とも呼ばれ、重庆市渝中区に位置し、解放碑から約200メートルの距離にあり、面積は1.2ヘクタールで、重庆で最初の公園です。 この公園はおそらく渝中区白象街周辺の住民がよく訪れるのでしょう。子供の頃の印象では、鹅岭公園や枇杷山公園が重庆の皇家園林だったと思いますが、人民公園は少し衰退していました。 最近、相亲角が流行っているのを見て、通りがかりに散歩してみましたが、いくつかの外地からの観光客を見かけました。現在、下にある老巴県府衙もまだ建設中で、白象街も徐々に人気が出てきています。おそらく1年後には、人民公園も再び流行るでしょう。 清の時代、中央公園の前身は老巴渝十二景の筆頭「金碧流香」の金碧山があった場所です。1929年、当時の重庆商埠督办の潘文华がこの公園を再建し、中央公園と名付けました。1950年7月、中山公園に改名された後、重庆人民公園と改名されました。 公園はそれほど大きくなく、歩いて15分ほどですが、中には3つの人文景観があります。一つは1946年に建てられた「四川革命先烈記念碑」で、黄花岗起義で命を捧げた3人の川籍人士を記念しています。もう一つは1947年に建てられた「重庆市消防員殉職記念碑」で、重庆大爆撃の期間中に市民の生命と財産を守るために火の海に身を投じた81人の消防員を記念しています。もう一つは民主党派九三学社の成立旧址記念碑です。 山腰にはかつて「江山烟雨亭」という亭子があり、戦時中の陪都文化人の集まり場所となっていました。郭沫若、巴金などの文豪が亭子で文学について議論し、詩を吟じて語り合っていました。ここは上半城と下半城をつなぐ通路であり、山の下には現在建設中の巴県衙門があります。 近くには白象街、太平門遺跡、中国民主建国会旧址（西南実業大厦）、白象居、湖広会館、長江索道があります。