杭州の大変満足のいくプール付きホテルに宿泊しました。

西湖の畔れり、紅楼夢遺跡-杭州秋水山庄 重湖疊清嘉、三秋桂子あり、十里の蓮の花 浙江省出身ながら、西湖を細かく訪れる機会がありませんでした。ヒルトンとSLHの提携を機に、中国ホテルの"天井価格"の秋水山庄に宿泊しました。 秋水山庄は1932年に建設され、上海の『申報』大富豪史量才が妻の沈秋水のために『紅楼夢』の怡紅院にならって建てた江南の庭園別荘です。ホテルの立地は極めて良く、新新飯店と招賢寺の旧跡の間にあり、西湖から北山路を挟んですぐそばで、わずか12室のゲストルームしかありません。 チェックイン前にコンシェルジュのWeChatを追加し、基本的に質問には必ず答えてくれ、滞在中も要求には必ず応えてくれました。チェックアウト前日に灵隐寺に行って急いで戻れなくても、部屋状況が逼迫していても延長チェックアウトを手配してくれました。ずっと憧れていた平層スイートはすでに大富豪に長期予約されていたので、今回は南怀瑾先生にインスピレーションを得たデザインのロフト客室「禅佛缘」に宿泊しました。チェックインは一般に公開されていない招賢寺の旧跡で行われ、不定期で絵画展や宝飾展が開催されています。ホテルの高度な知能化が行き届いており、全館で顔認証による入退室が可能で、中庭でもほとんど他のお客様に出くわすことがなく、貸し切り状態のような錯覚に陥ります。客室の設備については多くは述べませんが、ハードウェアは最高級で、ダイソン製品、パルマの水、SMEGの電気ケトルが標準装備されています。硬さ調節可能なマットレスも試す価値がありました。朝食はコンシェルジュが客室まで届けてくれ、品数は非常に豊富ですが、洋食セットの味はあまり良くありませんでした。客室のお茶室に座り、ホテルが提供する虎跑泉の明前十八穀茶を飲みながら、プライベートな中庭と目の前の西湖を眺めると、世捨て人となった気分に浸れます。 夕方、西湖に面した唯一のインフィニティプールを体験しました。ホテルから水着一式を提供され、水中に入ると西湖に浸かっているような錯覚に陥る、とてもユニークなデザインでした。 一方の水と土は一方の情趣を生む。窓を開けると西湖が望め、春の桃柳、夏の蓮の花、秋の三潭の月、冬の断橋の景色を楽しめます。