夢の学び舎「東洋のケンブリッジ」｜銭塘江のほとり、山林の中の百年の歴史を持つ大学キャンパス。

之江路を通るたびに、九溪路口と六和塔の間を歩くと、いつも山の上の道を見上げてしまいます。ついに、杭州で最も美しいこのキャンパスを訪れる決心をしました。 浙江大学之江キャンパスが予約制で一般公開されて以来、多くの人々の心の中にある最も美しいキャンパスのイメージが一新されたことでしょう。私も今回初めて中に入って、自宅の近くの山林にこんなに素晴らしい場所が隠れていたことに驚きました。 ここは「之江大学」の旧跡で、「東洋のケンブリッジ」と称されています。100年以上前にアメリカ人の資金で建設され、ジョン・リートン・スチュアートも教鞭を執っていたそうです。キャンパス内のほぼすべての建物が西洋風の小さな洋館で、中に入ると別世界に来たような、民国時代にタイムスリップしたような錯覚を覚えます。午後の光と影の中、赤い建物や灰色の建物が山林の中にぼんやりと浮かび上がり、さらに山に沿って建てられた建物が起伏に富んだ配置になっています。階段を上りながら歩くと、探検しているような雰囲気も味わえます。唯一の欠点は、夏から秋にかけて山野の蚊が特に多いことです。この時期に杭州を訪れる方は、虫除け対策を十分にしておく必要があります。 浙江大学之江キャンパスはオンラインで予約できますが、時間帯が限られています。平日は夜間のみ予約可能で、日中の見学は週末と祝日に限られています。ただし、ここを知っている人はそれほど多くなく、さらにキャンパスが山野の公園のようなので、観光客も分散しています。静かな環境を楽しみながら建築の美しさを堪能できる素晴らしい場所です。 👉【交通のアドバイス】週末は公共交通機関か自転車をお勧めします。バス停は「浙大之江校区」です。自家用車での来訪は駐車が難しく、校門前に駐車するのは違法になる可能性があります。近くの九溪駐車場や六和塔駐車場も検討できますが、祝日には満車になりやすいです。週末は杭州の観光地で車両ナンバーの偶数・奇数による通行規制があります。