日本の世界遺産、那智山

再び那智山を訪れました。時の流れの速さに驚きです。前回からもう8年も経っているとは。今回はオフシーズンに再訪したため、観光客も少なく、快適に観光できました！ 和歌山県にある那智山は、熊野那智大社、青岸渡寺、那智の滝が世界文化遺産に登録されています。今回も熊野古道から山を登り、800年間寄り添ってきた夫婦杉を通り過ぎました。足元には苔むした石段があり、古風で重厚な雰囲気です。道中は青々とした大木が立ち並び、太い枝が縦横に交差し、生い茂る葉が空を覆っています。静寂な雰囲気の中、時折聞こえる鳥のさえずりが、この場所の静けさをさらに際立たせています。 山の上にある熊野那智大社は、鮮やかな赤い建物が目を引きます。写真映えも抜群です。隣の青岸渡寺も素晴らしい雰囲気で、古寺の静寂と荘厳さが感じられます。そして三重塔は、どんなアングルで撮影しても絵になります。渇水期の那智の滝は、水量が少なく迫力には欠けますが、それでも美しい姿を見せてくれます。特に三重塔とのツーショット写真は、互いを引き立て合い、様々な趣を感じさせます。