寧波 | 中西折衷のオールドバンド

| 中西折衷のオールドバンド。 🌊 三江六塘河、一湖居城中。 1844年、「五港通商」により開港した後、西洋文化が流入し、寧波には初期の領事館群、西洋式病院、中国初の女子校が登場しました。奉化江、余姚江、甬江の合流地点である三江口には、欧米の商船が集まり、天下に通じる港となりました。商人たちはこぞって岸に店を構え、貿易が盛んになり、中国最古のバンド「寧波オールドバンド」が形成されました。 🚲 今回で2回目の寧波訪問です。夕方の風が心地よい中、いつものように自転車をレンタルし、爽やかな春の夕風に吹かれながら、ネオンに照らされたバンドを見に行きました。 100年以上にわたる寧波の変化を目の当たりにしてきたヨーロッパ風の古い建物は、良好な状態で保存・修復されています。 🏠 中馬路180号石庫門建築群の朱宅 小青瓦硬山式の近代西洋風洋館。実重ねの清水壁には西洋式の木窓が多数あり、西洋式の彫刻と寧波の伝統的な民家が融合しています。梅雨紅の石の門枠には重厚な黒漆の扉がはまり、上部には銅製の輪が掛けられています。この家の主人は朱葆三という人物で、近代寧波財閥の代表的人物であり、民国初期には上海総商会会長、上海滬軍都督府財政長官を務め、寧波旅滬同郷会会長にも選出されました。 ⛪ 江北カトリック教会 ふと見上げると、空高くそびえる教会の尖塔が視界を遮りました。浙江省で最も壮大な教会です。 ステンドグラス、アーチ、アーチ型の天井など、典型的なフランスゴシック様式の建築ですが、梁上げ式の内部構造の尖塔や石の斗拱は、中国の伝統建築の影響も受けており、中西折衷のスタイルは、当時の「建築地層」における化石の共通点と言えるでしょう。 夜になると、教会はライトアップされ、老若男女が教会の前で記念撮影をしています。教会前の池には尖塔が映り込み、幻想的な風景が広がっています。歴史の歯車は決して逆回転することはありません。 ☕瑪瑙珈琲 オールドバンド美術館から西へ100メートルほどの場所に、ひときわ目を引くカフェがあります。警察署+COFFEE、瑪瑙珈琲とも呼ばれ、一見すると警察署がカフェになったかのような、初めての体験でした！多くの人が訪れています。