泉州府文庙

泉州府文庙、また名を府学といい、福建省泉州市鲤城区百源川池畔に位置し、全国重点文物保護単位です。唐の開元の末に始建され、北宋の太平興国の初め（公元976－981年）に現在の地に移建されました。府文庙は歴史が長く、規模が大きく、殿宇が壮麗で、宋、元、明、清の四代の建築形式を集めた孔庙の建築群で、東南地区で最大の文庙の建築群であり、建築様式は全国に現存する孔庙の中で珍しいものです。文庙の内には「泉州府文庙文物陈列館」、「泉州歴史名人記念館」、「泉州古代教育展覧館」が設けられています。 儒学の伝播の中心として、泉州文庙及び学宮は泉州を含む政府官員や高級知識分子を内包する泉州のエリート集団の象徴であり、これらの社会エリートは宋元の海洋貿易の推進と管理において重要な役割を果たしました。毎年9月28日には、泉州府文庙で最高規格の「釈奠礼」を以て孔子を祭祀します。毎年の春節、中秋などの中華民族の伝統的な祝日には、成人礼、拜師礼、卒業礼などの活動が行われ、儒家文化が良く伝承され、継続されています。 興味があれば、遊びに来てください。