幽幽香積寺

西安6000多年の建城史は、多くの人文遺跡を残しています。13代の古都には、数え切れないほどの風流な物語があります。 西安には、大興善寺、香積寺など、漢伝仏教の祖庭がいくつかあります。その中でも香積寺は、中国「仏教八宗」の一つ「浄土宗」の祖庭として、陝西省西安市長安区郭杜街道香積寺村に位置しています。終南山子午谷の正北にあり、神禾原の西側に位置し、西安市中心部から約17.5キロメートルの距離にあります。 香積寺は唐代の有名な樊川八大寺の一つで、唐の高宗永隆二年（681年）、浄土宗の創始者の一人である善導大師が入滅し、弟子の怀恽が善導の功徳を記念して香積寺と善導大師供養塔を建立し、香積寺を中国仏教「浄土宗」が正式に創立された後の最初の道場としました。 香積寺の殿宇は荘厳で、環境は清幽、規模は巨大です。唐代には一時期非常に栄え、天下に名を馳せました。唐の高宗李治は香積寺に参拝し、舎利子千余粒を賜り、百宝幡花を供養しました。武則天と唐の中宗は母子で何度も訪れて拝礼しました。唐代の著名な詩人王維は「過香積寺」という詩を書いて賞賛しました。「香積寺のことを知らず、数里雲峰に入る。古木に人の径なく、深山にどこかの鐘。泉の声は危石に咽び、日の色は青松に冷たい。薄暮には空の潭が曲がり、安禅が毒龍を制す」と、この地の清幽さが伺えます。 🌴開放時間：8：00——18：00 🌴入場料：無料 🌴重要な観光スポット：1300年以上の歴史を持つ唐の善導舎利塔、博物館、唐代香積寺陀羅尼経幢など。 🌴近隣の観光スポット：陝西考古博物館、約1キロメートルの距離。 🌴おすすめの遊び時間：1-2時間 🌴交通：西安で215、239路線のバスに乗り、韋曲まで行き、韋曲から香積寺へのバスに乗り換える 🌴飲食：寺の門前には小さな市場があり、さまざまなスナックがあります。 香積寺は西安市内の他の寺院とは異なり、訪れる人も少なく、比較的静かです。寺院を散策しながら観光することができます。