世界中を一緒に旅しましょう。青礁慈済宮でお楽しみください!

青礁慈済宮は厦門市で最大の民間信仰の場所であり、厦門の20の名所の一つです。海沧区西部の岐山東鳴嶺下の青礁村の入り口から厦門島まで12kmの距離にあります。 青礁慈済宮は南宋の紹興21年(1151年)に建てられ、当初は「青礁龍湫庙」と呼ばれていました。南宋の孝宗の乾道丙戌年(1166年)に「慈済」の額を賜り、「青礁慈済庙」と呼ばれるようになりました。南宋の理宗の淳佑辛丑年(1241年)に勅令により「庙」から「宮」に改称され、以来「青礁慈済宮」と呼ばれています。 宮内では保生大帝を祀っています。保生大帝とは北宋時代の名医である呉真人のことで、本名は呉本(別名は夲)、字は華基、号は雲沖(979-1036年)です。呉本は白礁村(現在の龍海角美)に生まれ、青礁で亡くなりました。一生を通して医療に携わり、多くの人々を救いました。その功績は広く称えられ、民間では「医霊真人」と呼ばれています。南宋以降、歴代の朝廷から10回以上の封号を賜っており、明の永楽7年には「保生大帝」の称号を賜りました。