康熙皇帝が宿泊した宰相の邸宅-皇城相府

山西には古代の豪邸が多く、個人的に最も好きなのは皇城相府と王家大院の二つです。前者は「府」と呼ばれ、なんとなく「院」よりもランクが高いように感じます。主に皇城相府が天子の近臣、宰相の邸宅であるからです。 皇城相府は、清の文渊閣大学士兼吏部尚書加三級、康熙皇帝35年の経筵講師である陳廷敬と陳氏家族の故居で、皇城相府が「皇城」と名乗るのも、康熙皇帝が二度ここに宿泊したからです。 皇城相府は3.6平方メートルの敷地を占め、内城と外城の二つの部分から成り立っており、明清両代の城塞式住宅建築群が珍しいです。 外城は陳廷敬の私邸で、清代の建築群で、相府、書房、庭園、管家院、内宅、御書楼、功德坊などがあります。 内城は明代の建築群で、山に沿って建てられ、陳氏家族の故居です。最も目立つ建物で、周囲で最も高い建物は河山楼で、崇禎五年に陳家の三兄弟が流寇の侵入を防ぐために建てたもので、一度に千人が避難できます。民間の軍事防衛要塞として、河山楼は400年の時の流れを経て、依然として一方を支配しています。 🍁観光のヒント 城壁の上は全景を撮影するのにも最適な場所です。 入口には清朝の漢服をレンタルする店があり、没入型の体験をしたい方はレンタルすることができます。 陳道明版の「康熙王朝」はここで実地撮影され、オリジナルのシーンを見つけることができます。 オフシーズンのためか、中にはほとんど食べ物がなく、茶室が多く、カフェは一軒しか見かけませんでした。ハンバーガーショップもありました。 皇城相府と郭峪古城は非常に近く、駐車場も隣接しているので、一日中遊ぶことができます。 入口でその日のパフォーマンススケジュールと時間を確認してください。興味があれば十分に時間があって全てを見ることができます。 周辺のレストランは食事の時間が過ぎると休憩します。 🍁皇城相府 住所：山西晋城市阳城县皇城村2号 開放時間：日曜日-木曜日 8:00-18:00、17:00入場停止、金曜日、土曜日 8:00-18:30、17:30入場停止（夏時間）/月曜日-日曜日 8:00-17:30、16:30入場停止（冬時間） チケット：80元/大人（前日にインターネットでチケットを購入すると75元/大人） 駐車場：10元/台