山西の寺院おすすめ編。

新青蓮寺は、三進の院落を持ち、前方は平台で、その上に天王殿、蔵経閣、釈迦殿、大雄殿が建てられています。側面には観音閣と地蔵閣があります。寺院内には唐、宋、明、清代の碑刻が10通現存し、真書、草書、隷書、篆書のさまざまな書体が揃っています。 蔵経閣：宋代の建築で、一部の斗栱には宋代の彩色が残っています。四隅の飛檐の下には4体の角神が嵌め込まれており、表情豊かで宋代の原物です。 釈迦殿：北宋の元祐4年（1089年）に建立されました。単檐歇山頂、間口3間、奥行6椽で、梁架は徹上露明造りです。4椽袱対乳袱通檐で3本柱を使用し、斗棋は単抄単下昂五鋪作です。昂と耍頭はいずれも批竹式で、現在4体の宋代の塑像が残っています。 羅漢堂：観音閣とも呼ばれ、北宋の建中靖国元年（1101年）に建立されました。懸山頂、間口3間の二層楼閣で、観音菩薩、龍女、童子および十六羅漢の塑像があり、宋代の遺物です。観音閣の下階後壁中央にある「羅漢碑記」石碑には、十六羅漢および五百羅漢の名号が刻まれており、五百羅漢の名号は現存する記録の中で最も古いものです。 子抱母の古柏：百余年前、母柏が枯れ果て、寺院の主僧が翌日に伐採を決めました。その夜、若い柏の木が母柏の幹に絡みつき、しっかりと抱きしめたため、そのまま残されることになりました。 2古青蓮寺：青蓮寺下院とも呼ばれ、唐代に寺院が建立された当時の旧址です。南北二つの殿と一基の舎利塔で構成されています。正殿と南殿は建物の崩壊が著しかったため、現代に再建されました。 弥勒殿：歇山頂、間口3間で、唐代の彩色塑像が現存しています。