慈雲寺・瑞光塔
慈雲寺・瑞光塔は、広西チワン族自治区富川ヤオ族自治県の県城瑞光園の北隅、富江河の西岸に位置しています。明の嘉靖34年(1555年)に建立され、総面積は約7,700平方メートル、建築面積は約660.7平方メートルです。塔は正六角形の空洞七層レンガ塔で、高さ28メートル、塔基は4.8メートルの深さがあります。慈雲寺は前殿、中殿、後殿と脇部屋で構成されており、当初は小さな寺院でしたが、清の康熙16年(1677年)に観音寺院に拡張され、乾隆11年(1746年)に本堂が大規模修繕されました。咸豊5年(1855年)に戦火で破壊されましたが、同治11年(1872年)に再建され、元の姿に戻りました。各殿は6本の柱で支えられた梁構造で、組み木技法で結合されています。後殿には円月門があり、瑞光塔に直接つながっています。
2009年、広西チワン族自治区の自治区文化財保護単位に指定されました。
入場料:無料
開館時間:8:00~17:30
交通案内:富川県城から1番または2番のバスに乗ればどちらも到着できます。2番は徒歩での距離が遠いため、1番のバスをお勧めします。